コロナ禍に便乗するネット詐欺に注意!


新型コロナウイルスが世界中に猛威を振るい始めてもうすぐ2年になりますが、コロナ禍に便乗したネット詐欺に関するニュースをよく見かけます。
国や自治体からの給付金に関するものやワクチン接種の予約など、多くの人々が関心のある事柄を装っており、総務省や厚生労働省をかたり案内するなど手口も巧妙なので注意する必要があります。
その手口は、メールやSMS(ショートメッセージサービス)、TwitterやFacebookなどのSNSといった様々な手段で話題を投げかけ、そこから不正サイトへ誘導するものが多いようです。

ネット詐欺に騙されないようにするには、以下の基本対策が重要です。
■セキュリティソフトやアプリを利用する。
・不正サイトへのアクセスや不正アプリのインストールするリスクを軽減できます。

■SNSなどネット上の情報を鵜呑みにしない。
・偽の情報を拡散させようとする場合もあるので、信用できる情報源を参照して真偽を確認するようにする。

■メールやSMS、SNS内のURLリンクを不用意に開かない。
・偽サイトへ誘導し、アカウント情報や個人情報を盗まれる可能性があります。

■メールの送信元情報で本物と判断しない。
・メールの表示されている送信者名や送信元メールアドレスは偽装することが可能です。身に覚えのないメールには返信しないで削除するように心がけましょう。

インターネットやSNS、メールは今や生活から切り離すことのできないツールになっているので、それらを安全に利用するためにも情報セキュリティの重要性を認識して、基本的な知識とセキュリティ対策を身に着けるようにしていきたいですね。