第29回 「インターネットバンキングの不正利用について」

最近,銀行のサイトでインターネットバンキングの不正利用(金融犯罪)への注意喚起をよく見かけます。
例えば,三菱東京UFJ銀行
http://www.bk.mufg.jp/info/phishing/20131118.html?link_id=p_top_visual_caution4

ゆうちょ銀行
http://www.jp-bank.japanpost.jp/news/2015/news_id001094.html

これらのケースはフィッシング詐欺にあたります。
以前もこのコラムhttps://www.kbc3.co.jp/column_10/
でご紹介しましたが手口は,偽メールで偽サイトに誘導し、入力された個人情報等を悪用するケースです。
金融機関がメールなどで個人情報等を照会することは一切ありません。
最近のケースでは,正規のサイトが開くとポップアップで偽のサイトが開き,あたかも正規のサイトのように見せかけているものまでみられます。
これらのフィッシング詐欺に合わないようにする為にはサイトが本物かどうか確認する必要があります。正規のサイトのURLは常に確認しましょう。
インターネットバンキングを使用する際,操作に疑問を感じた場合は,すぐに操作を中止し,金融機関へ通報するなどの処置が必要です。

 

併せて,操作を行うパソコンなどにもセキュリティ対策を施し,ウイルスから守ることも必要です。
日頃からこれらのことを意識することで,トラブルを未然に防止することができます。

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