ファイル名を指定して実行を使って、仕事の効率をアップ!

パソコンを使った業務を効率化するためにとても重要なこと、それはいかに早くそのアプリや画面を開いて
業務にとりかかることです。

Ctrl+Cでコピーしたり、Ctrl+Vで貼り付けたり、ショートカットキーを使うことはよくあることだと思います。
では、アプリケーションや設定画面を開くときはどうでしょうか?
設定を押して…ネットワークと共有センター・・アダプタ…など、何度もクリックして画面が変わってやっと開けるということがあるのではないでしょうか。

Windows10を利用している方は特に、設定画面が別に存在しており、「あの画面ってどこから開くの…?」ということが多くなったと思います。
1回開くのはちょっとの時間ですが、それが何度も続けば結果的に多くの時間を無駄にしてしまいます。

そこで今回は、「ファイル名を指定して実行」(Ctrl+R)からアプリケーションや設定画面を一発で開くコマンドをご紹介します。

どうでしょうか?
「え!これも一発で開けるの!?」と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ショートカットの作成画面を開いて、開きたい画面やアプリケーションのコマンドを入れれば
そのショートカットをクリックすれば「ファイル名を指定して実行」を毎回しなくてもよくなります。

今回、ご紹介したもの以外にもたくさんのコマンドがあります。
効率アップにコマンドを利用されてみてはいかがでしょうか。

VR会議

VR会議とは、
VR(仮想現実)に会議室を設け、ヘッドマウントディスプレイを装着した会議出席者同士で行われる会議です。遠隔地同士でも疑似空間での会話を可能にして移動コストの削減や生産性向上などテレワークの推進を図る等のメリットがあります。

遠隔地にいる会議出席者と同じ空間で、その場で会議しているような効果を得る為、会議参加者の顔写真を使用したアバターで表示することも可能になっています。

ちなみに、“VR”に対して“AR”と呼ばれるものもありますが、VRは“仮想の現実”を見せるのに対し、“AR”は現実の世界に映像を重ねて表示するのが両者の違いです。

◆VR会議環境に必要なものとしては、

・VR会議サービス/アプリケーション(もしくはその利用形態)
サービスによって構築された仮想現実には、参加者の身振り手振りがアバターに反映されてリアルタイムで再現されるほか、様々な技法を活用したプレゼンテーションやファイルの共有なども可能となっているようです。

・ヘッドマウントディスプレイ
VR会議用PCに接続するための端子を備え、会議用映像の閲覧可能なものです。

・VR対応PC
インターネットに接続可能なPCが必要です。SaaS(インターネットを介して利用できるソフトウェア)が利用可能な環境であること。

◆次にVR会議を行うメリットとして上げられるのは下記の通りです。、

・移動費用・時間のコスト削減
会議出席者が同じ場所に集まる必要はありません。

・会議の生産性向上
それぞれの分身となるアバターが、ひとつの空間に集合し集中できる。

・働き方改革に対応するための手段としてのリモートワークの活用
現在政府が推進している働き方改革への対応等。

VR会議導入時にはシステムに対応した情報セキュリティ対策も行う必要があります。

※参考記事URL:ボクシル https://boxil.jp/mag/a4579/,
     日経 xTECH https://tech.nikkeibp.co.jp/atcl/nxt/news/18/05744/

会議での生産性を上げコストを抑える為には従来の会議運営を検討する必要性が高まっています。VR会議の実現により安心・安全な環境のもとで柔軟に働くことが可能になり、生産性の向上やワーク・ライフ・バランスの実現などが期待できます。
今後、検討してみるのはどうでしょうか。

鹿児島頭脳センターでは様々なシステム導入に係る支援や導入時に欠かせない情報セキュリティ対策に関するアドバイス等も行っております。

業務の可視化、されてますか?

「働き方改革」や「業務の時短化」などの業務改革にまつわるキーワードが話題となっています。

企業・団体の規模や業態によっては、避けて通れないものとなってきつつありますが、
御社・貴団体での取り組みはいかがでしょうか。

「取り組んでいるが、なかなか成果が出ない」などの意見を散見しますが、
これらの業務改革を進める上での最適な策がわかる手法があります。

それが、「業務の可視化」です。

具体的な手法としては、
・業務の問題点をブレインストーミング形式で抽出し、KJ法でまとめる。
・抽出された問題点を念頭に置きつつ、業務の流れを図式化(フローチャート形式がオススメ)する。
などが挙げられます。

また、費用は掛かるものの、確実な手段として弊社のようなIT系コンサルタントへの委託も挙げられます。

いずれにしても、これらの改革はトップダウンによる押しつけだけでは上手くいかないケースが多く、
ボトムアップによる「現場本位の改革」、「現場主導の改革」が求められると言えます。

なお、業務の可視化を行うことで、「業務の属人化」や業務マニュアルの不備などの問題点が
把握でき、「業務の標準化」が進む等のうれしい副産物もあります。

最近、注目を集めているAIやRPAを活用した業務改善を行う際にも「業務の可視化」や「業務の標準化」は前提となります。
ICTを活用した業務改革を検討されている、または実施中ならば、是非ご一考ください。

チャレンジシステム

実況 : 錦織、見事なバックのダウンザライン
審判 : フォルトー
実況 : 審判のアウトのジャッジに対して、錦織選手、チャレンジを要求です。
      さぁ~、どうでしょう!?

実況 : うぉ~ 入っている、インの判定です、ポイントは錦織選手に移ります・・・。

テニスのウィンブルドン選手権や全米オープンでよく見られるチャレンジのシーン。
チャレンジシステムとは、テニスなどの試合の最中に自分(又は相手)が打ったボールが
ライン際に落ちて、審判が出した判定に対して異議がある時に、ビデオ映像で判定を
行うシステムのことです。「ビデオ判定」とも言われます。

このチャレンジシステム、テニスの4大大会では、「全豪オープン」、「ウィンブルドン」
「全米オープン」で使われます。全豪、全米はハードコート(コンクリートでできたコート)
ウィンブルドンはグラスコート(芝でできたコート)で行われ、これらのコートではボールが
バウンドした跡が残らないためチャレンジシステムが使われます。

全仏オープンはクレーコート(赤土でできたコート)で行われ、クレーコートではボールの
バウンドした跡が残るため、目視判定となります。

チャレンジシステムの仕組みは、コートの周囲に設置された複数台のハイスピードカメラ
の映像がコンピュータで3D映像に変換され映し出す映像処理システムがコートの外で
動いています。ひと昔前までは考えられなかったハイテク技術がスポーツの世界を支え
ているんですね。来年の東京オリンピックが更に楽しみになりました。

サラ川柳風に  ”言ったよね?”、 ん—っ、「ち、チャレンジぃ~」

スマホアプリの有効活用(雨雲レーダー)

今年の梅雨は雨が降り続きますね。
この度の大雨により災害に遭われた方々につきましてはお見舞い申し上げます。

さて、通勤通学の時間帯に雨・・・嫌ですよね。
原付バイクで通勤している身としては、「通勤の間だけでも雨が止んで欲しい」と思ってしまいますが自然には逆らえませんよね。
しかし、そんな私の強い味方!
『雨雲レーダーアプリ』かなり重宝しています。
「これから雨が強くなりそうだ」とか「今なら雨が止んでいる」などが分かり、できるだけレインコートを着たくない私にとっては、まさに神アプリとなっています。

アプリ紹介サイトでは、複数の『雨雲レーダーアプリ』が掲載され、ほとんどのアプリが無料でインストール可能です。
通勤通学だけではなく、洗濯物を干したまま外出しなければいけない時とか、行楽やデートをスマートに楽しむ際にも活用できると思いますよ!

ただ、いつもアプリを活用し雨雲の間をぬって行動していると、レインコートを着たりや傘を持ち歩かなくなり、長雨の時にはその場から動けなくなるということもありますので、お気を付けください。
また、たまに「雨雲レーダーでは雨が降ってないことになっているけど雨が・・・」なんてこともありますので、そこは自然のいたずらということでお許しください。

「マイナンバーカードでさらに便利な生活を」

2016年1月から「マイナンバー」制度が開始されました。
通知カードが届いたままになっている方も多いのではないでしょうか。
市町村の窓口やインターネットから申請をすれば無料で作れるマイナンバーカード、実はいろいろな可能性を秘めています。

マイナンバーカードを発行すれば、コンビニで市区町村が発行する各種証明書(住民票の写し、印鑑登録証明書など)を
コンビニの端末(マルチコピー機)から取得することができたり、インターネットで確定申告ができるほかカードを公的身分証明書として使うこともできます。

そして、2019年5月24日に行政手続きを原則デジタル化する「デジタル手続法(デジタルファースト法)」が成立しました。
2019年度から引っ越しに伴う電気・ガス・水道の契約変更を一元化し、インターネットから住民票の移転手続きをすれば 住所などの情報がそのまま転用されるため、電気やガスの契約の際に改めて入力する必要がなくなります。

また、戸籍情報とマイナンバーを連携し、マイナンバーを提示すれば、婚姻届の提出、パスポート(旅券)の発給申請、児童扶養手当の請求手続きなどで、 戸籍証明書を取る必要がなくなります。

マイナンバーカードでできることがこれから増えていき、生活がより便利になります。
この機会に、マイナンバーカードの発行をしてみてはいかがでしょうか。

ネットワークインフラとしての「ローカル5G」

 前々回のコラム「5Gの幕開け」で、5G(第5世代無線移動通信技術)についてご紹介しましたが、今回は「ローカル5G」について簡単に紹介します。 ローカル5Gでは、5Gを利用し地域におけるローカルニーズに基づく比較的小規模な通信ネットワーク環境の自営での構築を可能とします。5Gは大容量・低遅延・高密度・高速移動対応等の優れたネットワーク環境の提供が可能なので、現在Wi-Fiや有線LANで構築されている企業内ネットワークや工場内ネットワークのネットワークインフラが、近い将来自営5G通信網(ローカル5G)に置き換わると考えられています。
 ローカル5Gの技術的条件や利用条件等については、最近、総務省の「情報通信審議会 情報通信技術分科会 新世代モバイル通信システム委員会 ローカル5G検討作業班」から報告がなされています。

出所:情報通信審議会 情報通信技術分科会 新世代モバイル通信システム委員会 ローカル5G検討作業班 2019.3

 ローカル5Gでは、一般企業が自社工場や自社オフィスにローカル5Gを導入するための「ローカル5G専用の周波数帯域」として、4.5GHz帯の「4.6G~4.8GHz」、28GHz帯の「28.2G~29.1GHz」の2つを割り当てる専用周波数帯として検討されており、2020年夏の制度化に向けた作業が進んでいます。

出所:「情報通信審議会 情報通信技術分科会 新世代モバイル通信システム委員会報告 概要(案)」、2019年3月

今後、通信事業者やITベンダーからさまざまな「ローカル5G構築ソリューション」や自営での設備構築に必要となるローカル5G対応機器が提供されるようになり、ローカル5Gが企業や工場だけでなく様々なネットワーク利用のネットワークインフラとなる時代が確実にやってくると思います。

Windows OSのサポート期限

Windows 7の延長サポート終了まで残り7ヶ月となりました。

 OSメーカーは新しく脆弱性が発見されるとセキュリティパッチを開発し,配布をしていますが,Microsoftのサポートが終了すると脆弱性対策等のセキュリティパッチが配布されなくなってしまいます。
 脆弱性対策ができていないPCを使用するリスクはセキュリティホールがそのままになってしまうことが挙げられます。Windows 7では2020年1月14日以降は脆弱性対策のパッチが配布されなくなり,セキュリティホールは日に日に大きくなります。

 またWindows 10についても各バージョンにサービス終了日が定められているため計画的にアップデートを行う必要があります。

 OSのアップデート・バージョンアップ,セキュリティパッチの適用を行い,IT資産をしっかり守りましょう!

5Gの幕開け

新元号「令和」も始まり、通信技術も2020年にいよいよ新世代「5G」が幕明けをします。
現在日本で主流なのは第4世代、いわゆる「4G」ですが5Gとは第5世代(5th Generation)無線移動通信技術の略称です。
おさらいではありますが、4Gと5Gの違いが以下になります。

通信速度(最大理論値)は20Gbpsで4Gの最大20倍になり通信速度が向上し遅延も1/10に減らすことが可能です。簡単に言うと自宅などの光回線(有線)よりも5G対応スマホで無線通信するほうが早くなると言う事です。
2020東京オリンピック・パラリンピックでは4Kや8Kなどの超高画質な動画を放送しますので新世代「5G」の開始に向かって3大通信会社各社もサービス提供開始に向けて躍起になっています。
今までは実現出来なかった機能や新たな機能を携えた通信機器が私たちの生活を直接的、間接的に便利にしていく事が期待出来ます。

以下は私たちも体験してきた無線移動通信技術世代別ヒストリです。

このヒストリで分かるように2G/3G/4G「平成世代」は飛躍的に通信技術が向上した30年でした。
同様に数十年後を想像すると「令和世代」の通信技術の発展にも期待が高まります。

五月(さつき)の訪れを告げるお手紙

 五月(さつき)の訪れを感じさせる自動車税の納入通知書が届く季節になってまいりました。自動車を保有している方なら頭の痛くなる時期ですが,納税は国民の義務ですので致し方ありません。
 一昔前なら

  1.  納付書を持って金融機関の窓口へ行く
  2.  金融機関によっては受付番号表を貰い待合室で番号を呼ばれるまで待つ。
  3.  番号を呼ばれたら窓口で納付書の金額を納付する。

 このような流れで納付する事が一般的でした。もちろん今でもこの流れで納付する事も可能です。①の金融機関の窓口に行くのも面倒,さらに②の金融機関の待合室で長いときで40~50分待たされることもあったりと,なかなか大変で疲れてしまいます。
 近年では大概のコンビニエンスストアでも納付する事が可能となって,待ち時間はレジで待っても5~10分そこそこで終わります。しかし,住んでいる場所によっては近所にコンビニが無いといった事もありますし,近くにあってもコンビニに行くのも面倒といった事もあるわけです。
 スマートフォンの普及によりインターネットがより身近な存在になった現代では,金融機関やコンビニに出向く事無く,国民の義務を果たす事が出来る時代になってきております。金融機関によってはネットバンキングや決済アプリなど,インターネットを介したサービスを準備し,それらの機能をそれぞれのスマートフォンにダウンロードして利用する事が出来るようになって来ています。納付書に記載されている納付情報(納付番号や確認番号など)を入力することで,納付額などが表示され,自分の口座から払い込みが出来るといった仕組みが整ってきています。それでも,やたらと長い納付番号などを入力するのが面倒だ,納付書の番号が見えにくいなど,より簡単により便利にを求めるのが人間です。そのうち,税の納付書などもスマートフォンに直接届いて,画面をタップしていく事で,登録してある金融機関のネットバンキングに接続されて納付完了。となる時代も目の前に来ているのかも知れません。

 何はともあれ,自分にも自動車税の納付書が届く頃なので,期限内に納める為に今年は決済アプリを使って納付してみようかと考えているところです。