五月(さつき)の訪れを告げるお手紙

 五月(さつき)の訪れを感じさせる自動車税の納入通知書が届く季節になってまいりました。自動車を保有している方なら頭の痛くなる時期ですが,納税は国民の義務ですので致し方ありません。
 一昔前なら

  1.  納付書を持って金融機関の窓口へ行く
  2.  金融機関によっては受付番号表を貰い待合室で番号を呼ばれるまで待つ。
  3.  番号を呼ばれたら窓口で納付書の金額を納付する。

 このような流れで納付する事が一般的でした。もちろん今でもこの流れで納付する事も可能です。①の金融機関の窓口に行くのも面倒,さらに②の金融機関の待合室で長いときで40~50分待たされることもあったりと,なかなか大変で疲れてしまいます。
 近年では大概のコンビニエンスストアでも納付する事が可能となって,待ち時間はレジで待っても5~10分そこそこで終わります。しかし,住んでいる場所によっては近所にコンビニが無いといった事もありますし,近くにあってもコンビニに行くのも面倒といった事もあるわけです。
 スマートフォンの普及によりインターネットがより身近な存在になった現代では,金融機関やコンビニに出向く事無く,国民の義務を果たす事が出来る時代になってきております。金融機関によってはネットバンキングや決済アプリなど,インターネットを介したサービスを準備し,それらの機能をそれぞれのスマートフォンにダウンロードして利用する事が出来るようになって来ています。納付書に記載されている納付情報(納付番号や確認番号など)を入力することで,納付額などが表示され,自分の口座から払い込みが出来るといった仕組みが整ってきています。それでも,やたらと長い納付番号などを入力するのが面倒だ,納付書の番号が見えにくいなど,より簡単により便利にを求めるのが人間です。そのうち,税の納付書などもスマートフォンに直接届いて,画面をタップしていく事で,登録してある金融機関のネットバンキングに接続されて納付完了。となる時代も目の前に来ているのかも知れません。

 何はともあれ,自分にも自動車税の納付書が届く頃なので,期限内に納める為に今年は決済アプリを使って納付してみようかと考えているところです。