近年、企業・組織がDXを推進するに当たって、キーマンとなる社内人材の育成を図る動きが活発化しています。
今回のコラムでは、DX人材の指標となる資格をいくつか紹介いたします。
【ITパスポート試験】
情報技術に関する基礎知識を認定する国家試験です。この試験は、情報技術の基本的な理解を持つことが求められる一般のビジネスパーソンを対象にしています。試験内容は、ITの基礎知識、ビジネスモデルや戦略、経営管理、法務など、ビジネスシーンで役立つIT関連の幅広い知識をカバーしています。DX人材育成にて必須な資格です。
ITパスポート試験 公式サイト
https://www3.jitec.ipa.go.jp/JitesCbt/index.html
鹿児島頭脳センターでは、鹿児島県の中小企業に勤めていらっしゃる方向けのITパスポート試験対策に最適な、「中小企業デジタル基礎力養成研修」を無料開催予定です。
申込開始は令和6年7月16日となっております。受講希望の方はもう少しお待ち願います。
【DXビジネス検定】
本年度5月に第6回検定が実施された、新しい資格検定です。
DXに必要な「データとデジタル技術」や サブスクリプション、シェアリング、クラウドファンディング、顧客ロイヤリティプログラムなど「ビジネスの仕掛け」を活用した経営改革を学べる検定です。
用語学習に加え、ビジネスモデルや企業DX事例に関する出題が特徴となっています。
他の資格検定と併せて取得してみてはいかがでしょうか。
DXビジネス検定 公式サイト
https://www.nextet.net/kentei/dxbiz/index.html#dx-about
【DXアドバイザー検定】
ITリテラシー、DXリテラシー、ビジネスアナリシス、情報マネジメント(個人情報保護等)が試験範囲となる検定です。
中小企業個人情報セキュリティ推進協会が事業者向けに運営する「DXマーク認証制度」にて、DXアドバイザーが在籍しているもしくはDXアドバイザーからの支援サービス契約を行っていることが条件となっております。
DXアドバイザー検定 公式サイト
https://www.sp2.or.jp/dxadvisor/dxadvisor-kentei/
幾つか資格をご紹介しました。今後の皆様の学習もしくはDX人材育成の参考にしていただければと思います。