基本情報技術者試験の概要紹介と受験ちょこっと体験記!

 今回のコラムはIT関係の資格試験の一つである基本情報技術者試験の概要紹介と今年6月に受験した時の体験の内容を少しだけお伝えしたいと思います。

■試験の概要(2024年8月時点)
 まず、この試験は情報処理推進機構(通称IPA)が主催する情報処理技術者試験のひとつであり、「ITエンジニアの登竜門」という位置づけになります。
 試験はパソコンを使ったCBT方式での試験で、随時実施しています。
 受験者は受験者専用サイトから受験したい日程と地域で予約後、最寄りのテストセンターに設置されたパソコンで受験します。

 
 出典「IPA情報処理推進機構(https://www.ipa.go.jp/shiken/kubun/list.html)」

・試験の流れ
 試験は2種類の試験に分かれており、同日に連続で受験します。

 1.科目A試験(旧試験の午前試験に相当)
  全60問/90分/1000点満点
  主に知識を問う試験です。
  全て4択問題になります。

 2.科目B試験(旧試験の午後試験に相当)
  全20問/100分/1000点満点
  主に技能を問う試験です。
  選択肢の数は問題によって異なります。

 合格条件は両方とも1000点満点中600点以上です。 (例えば科目A試験が満点でも、科目B試験が500点であれば不合格になります。)

■受験の感想
・試験解答法
 試験問題は規約上紹介できませんが、思ったより難しく時間が足りないと感じました。
 簡単な問題から先に解答して、時々進捗状況を確認しながら時間内に全問解答と見直しができるようにすると良いかと思います。

・学習法
 約1カ月かけて参考書の模擬問題やIPA公式より提供されているサンプル問題を2周分ほど解いて対策をしていきました。
 主に間違えやすい箇所や難しいと思った箇所をメモにまとめて復習することでどちらの科目も安定して正答率7割~8割を取れるようにしていきました。

・使用した参考書
 かんたん合格 基本情報技術者過去問題集 令和6年度
 https://book.impress.co.jp/books/1123101095

 今回のコラムは基本情報技術者試験について紹介しました。
 資格は自分のスキルや知識を客観的に証明することができるものと思っています。
 IT関係の資格試験は基本情報以外にも様々な難易度や分野の資格試験があるので興味のある方は挑戦してみてはいかがでしょうか。

 えっ、私の試験結果ですか・・・、もちろん無事合格しました!