2025年度の大学入学共通テストから、新たに「情報」科目が加わりました。これは、デジタル社会に適応できる人材を育成するための動きの一環であり、高校で学ぶ「情報Ⅰ」の内容をもとに出題されます。
では、この「情報Ⅰ」とはどのような科目なのか?大きく分けて、プログラミング、データの活用、情報セキュリティ、ネットワークの基礎といった内容が含まれます。特に、Pythonなどのプログラミング言語を使った論理的思考が問われる問題や、表計算ソフトを活用したデータ分析の問題が出題されると予想されています。
受験生にとっては新しいチャレンジですが、情報化社会を生きる私たちにとって、「情報」は避けて通れないスキルです。私の息子も今から高校生。どのように「情報」を教えていくか悩みますが、教科書の基礎を押さえつつ、実際に手を動かしてプログラムを書いたり、表計算ソフトを使ったりすることで、実践的な理解を深めるよう伝えていくつもりです。

この「情報」に係る変化は、単なる大学受験の範囲拡大にとどまりません。現代社会では、データを扱い、論理的に考え、ITリテラシーを持つことが不可欠になっています。「情報」をしっかり学ぶことは、今後のキャリアにおいても大きな意味を持つと思います。
