知っていいましたか?Windows11(24H2)からWordPadが廃止されました!

Windows11の最新版「24H2」では、長年標準搭載されてきたWordPad(ワードパッド)が正式に削除されました。

■ 廃止の背景

WordPadは1995年のWindows95から約30年にわたり、簡易的な文書作成ツールとして親しまれてきましたが、
・Wordやメモ帳との機能重複
・クラウド連携ツール(Microsoft365など)の普及
といった背景から、Microsoftは2023年に「非推奨」と発表し、ついに24H2アップデートで完全に廃止となりました。
(デスクトップにあった、アプリアイコンも真っ白なものに変わりました・・・)

■ 廃止による影響

WordPadが削除されたことにより、これまで作成した「.rtf」や「.doc」形式のファイルが開けなくなるケースがあります。
特に、Wordを導入していない環境でWordPadを使っていた場合は注意が必要です。

■ 対策のポイント

まだ24H2にアップデートしていない方は、以下の対応などを事前に行っておくと安心です。
・過去に作成した.rtfや.docファイルを.docxや.txt形式など、互換性の高い形式に変換しておく
・用途に応じて代替アプリを使用する
  簡易メモ・テキスト用途→メモ帳(Notepad)
  文書体裁を重視する用途→MicrosoftWord(またはMicrosoft365 Word)

WordPadの削除は一見小さな変更に見えますが、長年利用されてきた機能であり、意外な場面で影響が出る可能性もあります。
この機会に、一度ご自身のPCや組織でWordPadを使っていないか確認してみてはいかがでしょうか。