トラブルの手がかりはここに。Windowsイベントログの基本

「急にエラーが表示された」「アプリが突然終了した」「最近パソコンの動きが不安定」
――そんな経験はありませんか?
パソコンに不具合が起きると、何から確認すればよいか分からず戸惑ってしまうこともあると思います。
実はWindowsには、こうしたトラブルの手がかりを自動的に記録している機能があります。それが「イベントログ」です。

●イベントログとは?

イベントログは、Windowsの動作状況やエラー情報を記録している仕組みです。
例えば Windows 11 では、システムの起動や停止、アプリケーションエラー、セキュリティ関連の情報などが自動的に保存されています。
トラブルが発生した際、この記録を確認することで原因のヒントを見つけられる場合があります。
実際に、問い合わせ対応の中でもイベントログが手がかりになるケースは少なくありません。

●イベントログの開き方

イベントログは、次の手順で確認できます。

  1.  スタートボタンを右クリック
  2. 「イベント ビューアー」を選択

これだけで、ログの一覧画面が表示されます。

●まず確認したいポイント

画面左側の「Windowsログ」内にある、次の2つを確認してみましょう。

  •  「アプリケーション」
  •  「システム」

これらのログには以下のレベルの種類があります。

  • エラー
  • 重大
  • 警告
  • 情報

トラブル調査の際は、「エラー」や「重大」を中心に確認します。
エラーを開くと、発生時刻やイベントIDなどの詳細情報が表示されます。実際に不具合が起きた時間帯と照らし合わせることで、関連するログを絞り込むことができます。
さらに、イベントIDや発生頻度を確認することで、断続的な障害か恒常的な問題かを見極めることも可能です。

画面例:イベントビューアーの一覧画面

【まとめ】

イベントログは、Windowsが日々の動作状況を記録している“記録帳”のような存在です。
普段は意識することの少ない機能ですが、トラブルが発生した際には原因を探るための大切な手がかりになります。

すべてのエラーが重大な問題とは限りませんが、「いつ」「どのくらいの頻度で」発生しているのかを確認するだけでも、状況を整理する助けになります。

単発のエラーなのか、繰り返し発生しているのかによって、対応の優先度も変わってきます。

パソコンの不調を感じたときは、慌てずにイベントログを確認してみてはいかがでしょうか。原因解明の第一歩になるかもしれません。