●マイナポータルとは、別名「情報提供等記録開示システム」といい、
インターネット上で個人情報のやりとりの記録が確認できるようになります。
平成29年1月から利用できる予定となっています。
ちなみに、以前は「マイ・ポータル制度」と呼ばれていましたが、
正式名称が2015年4月に「マイナポータル」に決まりました。
具体的には以下3つのことができます。
①自分の個人情報をいつ、誰が、なぜ提供したかの確認
②行政機関などが持っている自分の個人情報の内容の確認
③行政機関などから提供される、一人ひとりに合った行政サービスなどの確認
例えば、各種社会保険料の支払金額や確定申告等を行う際に参考となる情報の
入手等が行えるようになる予定です。
また、引越しなどの際の官民横断的な手続のワンストップ化や
納税などの決済をキャッシュレスで電子的に行うサービスも検討しています。
全国民利用の観点から,パソコンがない方等でもマイナポータルを利用できるよう、
公的機関への端末設置を予定となっています。
心配されるセキュリティ面についてですが、マイナポータルでは、
なりすましにより特定個人情報を詐取されることのないように、
利用の際は、個人番号カードのICチップに搭載される
公的個人認証を用いたログイン方法を採用する予定となっています。
マイナポータルに関わるQ&Aについては,
内閣官房 マイナンバー社会保障・税番号制度 よくある質問(FAQ)のHPを参照
http://www.cas.go.jp/jp/seisaku/bangoseido/faq/faq6.html