電磁気データ消去機によるデータ消去の落とし穴

 近年のハードディスク大容量(高密度)化に伴い、ソフトウェアによるデータ消去では容量に比例して費用と作業時間等、お客様の負担が増えてきております。
 その為、最近ではハードディスクの容量に左右されない、電磁気データ消去機によるデータ消去が主流となってきておりますが、電磁気データ消去機にも落とし穴があることをご存じでしょうか。

 それは・・・、従来の電磁気データ消去機ではデータが消えていない可能性があるのです。

 ハードディスクの記録方式が従来の「水平磁気記録方式」から大容量化(高密度化)に対応した「垂直磁気記録方式」へと移行してきています。
 電磁気データ消去機によるデータ消去は、ハードディスク磁性体の保持力を上回る磁力を照射することでデータを消去することになりますが、「垂直磁気記録方式」ハードディスクのデータ消去を行うには、その性質上(下記の図を参照「オリエントコンピュータサイト内説明資料より」)、従来の「水平磁気記録方式」のハードディスクに比べて、より多くの磁力が必要になってきます。
 その為、「垂直磁気記録方式」に対応していない電磁気データ消去機ではデータが消えていない可能性があるのです。
 電磁気データ消去機によるデータ消去を依頼する場合、「垂直磁気記録方式」に対応した電磁気データ消去機での作業を依頼するようにご注意ください。

 なお弊社では、データ消去マシンの開発については業界初の先駆者で経験が豊富な、オリエントコンピュータ製の「垂直磁気記録方式」に対応した最新ハードディスククラッシャー(電磁気データ消去機)を導入しておりますのでご安心ください。

20161128

図.水平磁気記録方式と垂直記録方式の違い