最新の防犯システム。ハイテク監視カメラで不審者を見つけ出せ!

 昨今、大勢の人が集まる場でのテロや銃撃事件が多発しています。
 海外で起こる特機な事件に限らず、国内でも学校やイベント会場・デパートなど大勢の人が集まる場所では、不審者による事件が発生すれば被害も大きくなると思われます。
 事前に不審者を特定することで被害を食い止めることができるため、専用の防犯システムが導入されているところも多いようです。

サーバーの顔情報と監視カメラの顔画像を照合して不審者を特定する顔認証防犯システムが一般的となってますが、最近では次のようなシステムも開発・研究・実用化されているようです。

①影で人物を特定!
 NASA研究技術者の岩下友美さんが開発したのは、ビルなど高所から撮影した人の「影」の形から人物を特定するシステム。

 人の歩く姿から人物を特定する「歩容認証」というのがありますが、影の形または動きを解析することで、さらに精度を上げられたそうです。

データベースと照合することで、迷子など人物捜索や不審者捜索にも役立てられるとのこと。

②精神状態を認証!
 ロシア発祥の画像解析システム「DEFENDER-X」。
 これは監視カメラで撮影した人物の目や口など各パーツの「振動」から「精神状態」を割り出し、攻撃的な人物を割り出すというシステム。

 照合するデータベースが必要なく、リアルタイムでなくても過去の映像から不審者を割り出すことも可能とのこと。

 なんといっても未然に犯罪を防げるということで、海外の空港や施設で導入されているそうです。

 2020年には東京オリンピックが開催される予定で、会場は勿論、交通機関要所への防犯対策強化が求められていると思います。
 このような最新の防犯システムで、100%安全安心な会場になるといいですね。