作業を快適にしたい方におすすめする「PowerToys」

パソコン作業をもっと快適に、もっと効率よく進めたいと思ったことはありませんか?そんな方におすすめなのが、Microsoftが提供する無料ツール「PowerToys」です。
今回は、実際に使って便利だと感じた機能を中心にご紹介します。

●PowerToysとは?

「PowerToys」とは、Microsoftが開発・提供しているWindows向けの無料ツール集です。対応OSはWindows 10以降で、Microsoft Storeからインストールできます。
インストールすることで、複数の便利な機能が使えるようになり、日々の作業が効率的かつ快適になります。

●PowerToysでできること

一部ですが、私が使用しているPowerToysの機能を3つご紹介します。

1.PowerRename

複数のファイル名を一括で変更できる機能です。ファイル整理や命名ルールの統一に役立ちます。正規表現にも対応しているため、柔軟なリネームが可能です。
コマンドを使用すればPowerShellでも一括で変更することが可能ですが、PowerToysではコマンド不要で、更に変更の適用前に変更内容を確認できるので便利です。

2.Always on Top

特定のウィンドウを常に画面の最前面に固定表示できる機能です。メモや電卓など、作業中に常に見えるようにしておきたいウィンドウに最適です。

3.マウスユーティリティ

マウスカーソルを見失ったときにマウスカーソルを左右に動かすことでマウスカーソルを強調表示できる機能や、マウスクリック時に強調される機能など、マウス操作を快適にする機能です。
Windowsにも標準でマウスカーソルを強調する機能はありますが、個人的には複数ディスプレイを使用している場合はPowerToysでの強調の方がマウスカーソルを見つけやすく、重宝しています。

他にも、キーボードのキーの割り当てを変更したり独自のショートカットを作成したりすることができる「Keyboard Manager」や、ファイルを開かずに中身を確認できる「Peek」など、便利な機能が多数あります。
インストール後は、どのような機能があるかを確認し、使用したい機能の設定をカスタマイズしたり、使用しない機能はオフにしたりすることをおすすめします。

PowerToysは無料でインストールできるので、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。

※セミナー終了※「地方公共団体向けITセミナー2025」ハイブリッド開催のご案内

「地方公共団体向けITセミナー2025」は終了いたしました。
多くのご参加、ありがとうございました。

弊社事業として取り組んでおります「デジタル化・DX推進事業」の一環といたしまして,鹿児島県内の地方公共団体様を対象に「“現場”が主役のDX改革~先行自治体の挑戦に学ぶ~」をテーマとしたITセミナーを開催いたします。

◇主 催:株式会社鹿児島頭脳センター
◇共 催:鹿児島県電子自治体運営委員会
◇後 援:鹿児島県,鹿児島県市長会,鹿児島県町村会

◆テーマ:「“現場”が主役のDX改革~先行自治体の挑戦に学ぶ~」
◆日 時:令和7年11月14日(金)13時10分~16時30分(会場受付:12時30分~)
◆会 場:市町村自治会館4階 会議室(403号室)
◆形 態:会場/オンライン(Web) ※ハイブリッド形式
◆会場定員:30名(定員になり次第締め切り)会場/オンライン共に事前のお申込が必要となります。
      ※オンラインでの参加人数に制限はございません。
◆対 象:鹿児島県内の地方公共団体等
◆参加費:無料
◆申込期限:令和7年11月7日(金)
 → 令和7年11月12日(水)※WEB参加のみ申込み期限を延長しました。会場参加は満席となりました。

セミナー案内ページはこちらから!

工業系高校生等のための県内企業説明会(隼人工業高校)に参加しました!

鹿児島県産業立地課が主催する企業説明会が10月23日(木)に隼人工業高校で開催され,県内の企業が企業ガイダンス用のブースを出して,令和8・9年度卒業予定者(現在1・2年生)に対して,企業説明を行いました。
当日は隼人工業高校と霧島高校の生徒さん・保護者様が多数参加し,生徒さんは各企業のブースを訪れて説明を真剣に聞いていました。
鹿児島頭脳センターも参加し,当社のブースにも多くの生徒さんが訪れ,会社のアピールを積極的に行いました。

     全体説明の様子

<全体説明の様子>

頭脳センターの企業ブースでの様子

<頭脳センターの企業ブースでの様子 その壱>

頭脳センターの企業ブースでの様子

<頭脳センターの企業ブースでの様子 その弐>

知っていいましたか?Windows11(24H2)からWordPadが廃止されました!

Windows11の最新版「24H2」では、長年標準搭載されてきたWordPad(ワードパッド)が正式に削除されました。

■ 廃止の背景

WordPadは1995年のWindows95から約30年にわたり、簡易的な文書作成ツールとして親しまれてきましたが、
・Wordやメモ帳との機能重複
・クラウド連携ツール(Microsoft365など)の普及
といった背景から、Microsoftは2023年に「非推奨」と発表し、ついに24H2アップデートで完全に廃止となりました。
(デスクトップにあった、アプリアイコンも真っ白なものに変わりました・・・)

■ 廃止による影響

WordPadが削除されたことにより、これまで作成した「.rtf」や「.doc」形式のファイルが開けなくなるケースがあります。
特に、Wordを導入していない環境でWordPadを使っていた場合は注意が必要です。

■ 対策のポイント

まだ24H2にアップデートしていない方は、以下の対応などを事前に行っておくと安心です。
・過去に作成した.rtfや.docファイルを.docxや.txt形式など、互換性の高い形式に変換しておく
・用途に応じて代替アプリを使用する
  簡易メモ・テキスト用途→メモ帳(Notepad)
  文書体裁を重視する用途→MicrosoftWord(またはMicrosoft365 Word)

WordPadの削除は一見小さな変更に見えますが、長年利用されてきた機能であり、意外な場面で影響が出る可能性もあります。
この機会に、一度ご自身のPCや組織でWordPadを使っていないか確認してみてはいかがでしょうか。

【セミナー配信】令和7年度「働き方改革推進セミナー」のご案内

弊社オンライン配信業務請負の
令和7年「働き方改革推進セミナー」についてご案内いたします。

県と鹿児島労働局,鹿児島働き方改革推進支援センター(県社会保険労務士会)が連携し,働き方改革関連法の説明や具体的取組の進め方,支援制度などについて,事業主等向けのWebセミナーを開催します。働き方改革に関する最新の法令・支援制度をご紹介します︕

◇主 催:鹿児島県
◇共 催:鹿児島労働局

◆対 象:県内事業所の経営者,人事労務担当者等
◆定 員:定員なし
◆参加費:無料

◆セミナー◆

実施回 日時 タイトル
第1回 10/9(木)
14時~15時
【職場のハラスメント対策について】
パワーハラスメント,セクシャルハラスメント,妊娠・出産,育児休業・介護休業等に関するハラスメント等の概要及び職場のハラスメント防止と起こってしまった際に事業主が講ずべき措置について
講師︓鹿児島労働局
第2回 10/15(水)
14時~15時
【休暇取得促進について】
労働基準法の改正により,企業には従業員に年5日以上の年次有給休暇を確実に取得させる義務が課された。年次有給休暇の基礎知識から,年5日の確実な取得のために企業に求められる対応について
講師︓鹿児島労働局
第3回 10/21(火)
14時~15時
【同一労働同一賃金について】
正規雇用労働者と非正規雇用労働者(有期雇用労働者,パートタイム労働者,派遣労働者)との間の不合理な待遇差の解消のための取組など
講師︓鹿児島働き方改革推進支援センター
第4回 10/27(月)
14時~15時
【長時間労働縮減について】
時間外労働の上限規制については,働き方改革関連法による改正後の労働基準法により法制化され,平成31年4月1日から順次施行されていたが,令和6年4月1日からは,上限規制が猶予されていた事業・業務についても適用猶予措置が終了し,上限規制が適用されているところ。法改正等を踏まえた企業の働き方改革のための取組について解説する
講師︓鹿児島労働局

 
※詳細は下記セミナーチラシをご参照ください。
R7働き方改革推進セミナーチラシ

◆特記事項:受講には「Webex」(Web会議システム:無料ソフトあり)が必要です。
      ※申込者には、別途接続方法をご案内いたします。
◆申込先:https://shinsei.pref.kagoshima.jp/BsNVzXr1
◆問合せ先:鹿児島県商工労働水産部 雇用労政課
  ・電話:099-286-3017
  ・Mail:r-rousei@pref.kagoshima.lg.jp

※頭脳センターではセミナーに関する質問にお答えできませんのでご了承ください。

無料で通信速度アップ?IPv6(IPoE)接続のすすめ

■ はじめに:10G時代の通信環境

インターネット接続において「10Gbps接続」が登場し、すでに利用されている方もいらっしゃるかと思います。ただし、対応機器の買い替えや設置環境の整備などを考えると、導入のハードルは高く、すぐに手を出しにくいのが現状です。

そこで今回は、機器の買い替えなし、しかも無料で通信速度を改善できるかもしれない「IPv6 (IPoE )」接続についてご紹介します。

■ 背景:IPv6とIPoEの登場

「IPv6」による接続サービスの恩恵を一般ユーザーが実感する機会は少なかったかもしれません。従来の「PPPoE 」接続方式では、ネットワーク終端装置の輻輳がボトルネックとなり、通信速度の低下を招くことがありました。

これに対し、「IPoE」接続方式はネットワーク終端装置を経由せず、より直接的にインターネットへ接続できるため、輻輳の回避が可能です。さらに、現在の多くのインターネットサービスは「IPv6」で提供されており、「IPoE」接続との相性も抜群です。

■ 実体験:IPv6(IPoE)接続を試してみた

私自身、長年契約しているプロバイダーでは、光回線によるベストエフォート型の200Mbps接続を利用しており、特に不満もなく使い続けていました。

ところが、ある日プロバイダーのホームページを閲覧していたところ、「IPv6(IPoE)」接続サービスが無料で提供されていることを知りました。公開されている情報をもとに、自宅のネットワーク機器の対応状況を確認したところ、特に設定変更の必要もないことが分かりました。

さっそくWebから申し込んだところ、10分程で利用可能となり、PC、スマートフォン、ゲーム機などに「IPv6アドレス」が割り当てられました。自宅の端末は無線で「802.11ax 」によってリンクアップしており、光回線の契約内容は従来のままですが、スピードテストでは時間帯にもよりますが下りで400Mbps以上の速度が出るようになりました。契約速度を上回る結果に驚いています。

■ 技術的な補足:IPv4 over IPv6の可能性

私が契約しているプロバイダーでは、「IPv4」で提供されているサービスには「PPPoE」で接続し、「IPv6」で提供されているサービスには「IPoE」で接続する方式が採用されています。

一部のプロバイダーでは、「IPoE」接続で「IPv4 over IPv6 」という技術を提供しており、この場合には「PPPoE」のボトルネックであるネットワーク終端装置を経由せずに「IPv4」のサービスに接続できるため、さらなる通信速度の改善が期待できます。

■ おわりに:まずはプロバイダーの対応状況を確認

「IPv6(IPoE)」接続は、機器の買い替えなしで通信環境を改善できる可能性がある、非常に魅力的な選択肢です。興味のある方は、ぜひ契約中のプロバイダーの対応状況を調べてみてはいかがでしょうか。

FAX送受信停止のお知らせ

電話回線工事のため、下記のとおりFAXの送受信ができなくなります。
ご不便をおかけ致しますが、何卒ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

                 記

<工事日時>・・・・・令和7年9月17日(木)18時より3時間程度

Windows 10 条件付き最大1年間の無料セキュリティ延長

Windows10のサポートが2025年10月14日で終了しますが対策はお済でしょうか。
その後は、原則としてセキュリティ更新プログラムなどの提供は行われなくなります。

しかし、Microsoftは2025年6月24日付の公式ブログでExtended Security Updates(ESU)を初年度に限り条件付きで無償提供すると発表しました。
(発表ページ:Microsoft公式ブログESU概要ページ

※ ESUは重要なセキュリティパッチのみが提供され、新機能や機能の改善を目的とした更新は含まれません。

その条件は次のようなものです。

  • 「Windows Backup」アプリを使って設定をOneDriveに同期
  • Microsoft Rewards の1,000ポイントを使う

いずれかを満たせば、最大2026年10月13日まで、重大なセキュリティ更新のみを継続的に受け取ることができます。

お使いのパソコンのOSのサポート切れは深刻な悪影響を及ぼす可能性があるため十分な配慮が必要です。
Windows10のサポート切れ対策がお済でない方はこの1年間を必要な環境整備を行うための準備期間として位置付けてはいかがでしょうか。

そのパスワード大丈夫?誰でもできるパスワードの守り方

スマホやパソコン、ネットのサービスを使うときに必要なパスワードは、あなたの大切な情報を守る「鍵」のようなものです。

最近はポイントカードやコード決済など登録してしまえば、携帯1つで使用できるものが多くなりました。手軽に使用できる分、使うサービスが増えパスワードの管理が大変だと感じる人も多いのではないでしょうか。

もし簡単なパスワードや、同じものをいろんなサービスで使っていると、悪い人に見破られてしまうかもしれません・・・。

今回は、誰でもできる「パスワード管理の5つのポイント」をご紹介します!

《ポイント1》 パスワードを「使い回さない」

  • 1つが漏れたときに危険!
  • サービスごとに違うパスワードを使いましょう

《ポイント2》 長くて複雑なパスワードを使う

  • 英字(大文字・小文字)、数字、記号を組み合わせると安全性が高まります
  • 例:Gx7!pL2#kQ(意味のない文字列でもOK)

《ポイント3》 パスワード管理ツールを使う

  • 「1Password」「LastPass」「Google パスワードマネージャー」などのアプリを使えば、覚えるのは1つのマスターパスワードだけでOK!
  • 安全に保管・自動入力で便利

《ポイント4》 紙での保管は注意

  • 家族で共有する場合など、紙に書いて保管することもありますが、人目につかない場所にしましょう
  • もし保管するなら、冷蔵庫や机の上などは避け、鍵付きの引き出しなどにしまいましょう

《ポイント5》 定期的に見直す

  • 複雑なパスワードなら年に1回でもOK!
  • 古いものや弱いものは見直して、変更しましょう

何か起きてから後悔することがないように、あなたの情報を守るため、今日からパスワードを見直してみませんか?

「セカンドオピニオン事業」のご案内ページを公開しました!

自治体や企業及び団体等の様々な情報システムの導入に携わったITコンサルタントの専門家として,IT導入の企画・計画や事前協議などの評価,予算化への支援・アドバイスを行う共に,調達に関する指導・支援等を実施いたします。

セカンドオピニオン事業

 ◆ITセカンドオピニオンサービス(自治体・公共団体向け)
  ITシステム導入計画・見積から調達及び運用・保守に至るまでの幅広いサービスを提供します。
 ◆デジタル化サポートサービス(中小企業向け)
  業務フロー整理、課題抽出、システム導入支援、業者マッチング調整など幅広いサービスを提供します。

※単価契約で実績に応じた経費となりますので経済的でリーズナブルなサービス提供となっております。

詳しくは下記のページをご確認ください。

ITコンサルティング事業(セカンドオピニオン事業)