Windows OSのサポート期限

Windows 7の延長サポート終了まで残り7ヶ月となりました。

 OSメーカーは新しく脆弱性が発見されるとセキュリティパッチを開発し,配布をしていますが,Microsoftのサポートが終了すると脆弱性対策等のセキュリティパッチが配布されなくなってしまいます。
 脆弱性対策ができていないPCを使用するリスクはセキュリティホールがそのままになってしまうことが挙げられます。Windows 7では2020年1月14日以降は脆弱性対策のパッチが配布されなくなり,セキュリティホールは日に日に大きくなります。

 またWindows 10についても各バージョンにサービス終了日が定められているため計画的にアップデートを行う必要があります。

 OSのアップデート・バージョンアップ,セキュリティパッチの適用を行い,IT資産をしっかり守りましょう!

5Gの幕開け

新元号「令和」も始まり、通信技術も2020年にいよいよ新世代「5G」が幕明けをします。
現在日本で主流なのは第4世代、いわゆる「4G」ですが5Gとは第5世代(5th Generation)無線移動通信技術の略称です。
おさらいではありますが、4Gと5Gの違いが以下になります。

通信速度(最大理論値)は20Gbpsで4Gの最大20倍になり通信速度が向上し遅延も1/10に減らすことが可能です。簡単に言うと自宅などの光回線(有線)よりも5G対応スマホで無線通信するほうが早くなると言う事です。
2020東京オリンピック・パラリンピックでは4Kや8Kなどの超高画質な動画を放送しますので新世代「5G」の開始に向かって3大通信会社各社もサービス提供開始に向けて躍起になっています。
今までは実現出来なかった機能や新たな機能を携えた通信機器が私たちの生活を直接的、間接的に便利にしていく事が期待出来ます。

以下は私たちも体験してきた無線移動通信技術世代別ヒストリです。

このヒストリで分かるように2G/3G/4G「平成世代」は飛躍的に通信技術が向上した30年でした。
同様に数十年後を想像すると「令和世代」の通信技術の発展にも期待が高まります。

五月(さつき)の訪れを告げるお手紙

 五月(さつき)の訪れを感じさせる自動車税の納入通知書が届く季節になってまいりました。自動車を保有している方なら頭の痛くなる時期ですが,納税は国民の義務ですので致し方ありません。
 一昔前なら

  1.  納付書を持って金融機関の窓口へ行く
  2.  金融機関によっては受付番号表を貰い待合室で番号を呼ばれるまで待つ。
  3.  番号を呼ばれたら窓口で納付書の金額を納付する。

 このような流れで納付する事が一般的でした。もちろん今でもこの流れで納付する事も可能です。①の金融機関の窓口に行くのも面倒,さらに②の金融機関の待合室で長いときで40~50分待たされることもあったりと,なかなか大変で疲れてしまいます。
 近年では大概のコンビニエンスストアでも納付する事が可能となって,待ち時間はレジで待っても5~10分そこそこで終わります。しかし,住んでいる場所によっては近所にコンビニが無いといった事もありますし,近くにあってもコンビニに行くのも面倒といった事もあるわけです。
 スマートフォンの普及によりインターネットがより身近な存在になった現代では,金融機関やコンビニに出向く事無く,国民の義務を果たす事が出来る時代になってきております。金融機関によってはネットバンキングや決済アプリなど,インターネットを介したサービスを準備し,それらの機能をそれぞれのスマートフォンにダウンロードして利用する事が出来るようになって来ています。納付書に記載されている納付情報(納付番号や確認番号など)を入力することで,納付額などが表示され,自分の口座から払い込みが出来るといった仕組みが整ってきています。それでも,やたらと長い納付番号などを入力するのが面倒だ,納付書の番号が見えにくいなど,より簡単により便利にを求めるのが人間です。そのうち,税の納付書などもスマートフォンに直接届いて,画面をタップしていく事で,登録してある金融機関のネットバンキングに接続されて納付完了。となる時代も目の前に来ているのかも知れません。

 何はともあれ,自分にも自動車税の納付書が届く頃なので,期限内に納める為に今年は決済アプリを使って納付してみようかと考えているところです。

ものづくり先端技術(IoT・AI等)導入支援事業へ参加する県内製造業の事業者を募集します!

1 「ものづくり先端技術(IoT・AI等)導入支援事業」とは

 鹿児島頭脳センターでは,県内中小製造業の事業者における様々な課題を解決し,経営基盤の強化を図り事業者の進化を実現するため,鹿児島県の受託事業として,「ものづくり先端技術(IoT・AI等)導入支援事業」を実施いたします。
 本事業では,新たなビジネスモデルとなりつつある,ICT先端技術であるIoT・AIを活用して,生産性の向上や競争力強化を図るため,プロジェクトチームの専門家による課題の調査・抽出及びアドバイス等から実証試験の実施,事業計画のブラッシュアップまでの事業化支援を実施いたします。

2 実施内容・スケジュール等

 下記のスケジュールで,支援を行う事業者の申し込み受付から可能性調査やプランのブラッシュアップ&フォローまでプロジェクトチームによる訪問や事業化の支援を行います。

 ※プロジェクトチームの構成員
 鹿児島県,鹿児島大学等の研究者,IoT及びAIの開発・導入に詳しい専門家,
 製造業の業務改善に詳しい専門家,ICT及びIT経営の専門家

 

3 募集要件など

 (1)募集する事業者
  対象   鹿児島県内の中小製造業の事業者
  募集数  3社程度 ※申し込みが多い場合は選考となります。
  募集要件 IoTやAIの導入で,生産性の向上を図りたい,直面している課題を解決したい等の意思を持つ
  事業者で,かつ,スケジュール記載のステップを最後まで実施できる企業。
  その他  解決プラン作成の費用負担はありません。

 (2)申込期間
   平成31年4月15(月) ~ 平成31年5月20日(月)

 (3)申込み方法
  所定の申込書(下記URLからダウンロード)を,下記までFAXまたはメールしてください。
 

 (4)お問い合わせ
  鹿児島県鹿児島市名山町4-3 鹿児島県地域振興公社ビル6F
  株式会社鹿児島頭脳センター(ものづくり先端技術(IoT・AI等)導入支援事業委託先)
  担当:増田,大迫
  TEL:099-216-2260(受付/平日8:30~17:00)
  FAX:099-216-2271
  E-mail:iot-ai@kbc3.co.jp

 

4 関係資料のダウンロード

  ・事業者募集資料(PDF形式 497キロバイト)
  ・事業者の参加申込書(PDF)(PDF形式 108キロバイト)
  ・事業者の参加申込書(WORD)(WORD形式 22キロバイト)
  ・IoT導入事例集(PDF形式 601キロバイト)


 ※ものづくり先端技術(IoT・AI等)導入支援事業は,鹿児島県から株式会社鹿児島頭脳センターが
 受託して実施する事業です。


 

増加するLIVE配信とその多様性

インターネット上で一番盛り上がった話題を投票形式で決定する「ネット流行語大賞」。昨年末金賞を受賞したのは「バーチャルYoutuber」だった。

※バーチャルYoutuberとは:
「外見がコンピューターグラフィックス(CG)やイラストのキャラクター」であるYoutuberを指す用語

近年,Youtubeやツイキャス,SHOWROOM等の動画配信コンテンツが隆盛を極めている。
特に,LIVE配信(生放送)はパソコンやスマートフォンのカメラで手軽に「今」を配信できることから,若者を中心に人気が高まっているようだ。

LIVE配信の一番の特徴は,視聴者が視聴しながら,配信者やその他の視聴者に向けて文字投稿ができるシステムがあげられるだろう。
まるで配信者と共に配信をしているかのような一体感と親密性が人気を高める一因となっている。
著名人による配信のみならず,誰でも手軽に参加できる仕組みこそが「イマドキ」の若者のトレンドとマッチしているのかもしれない。

本年1月,「dTV」のTwitter公式アカウントでは,映画本編を1日限定で無料ライブ配信する試みがなされた。
Twitter社としても,映画本編を無料配信するのは初の試みであった。

参考URL:【戦略】映画「パンク侍」、Twitter史上初となる「全編無料公開」の裏側
https://www.huffingtonpost.jp/2019/01/18/twitter-free-movie_a_23645929/

このように,LIVE配信は多様化を極めており,様々な可能性をもつコンテンツへと成長している。今後の展開に注目したい。

WindowsでLinux

Windows OS上でLinuxを使用する場合、Hyper-Vなどの仮想化環境にインストールする必要があり、
基本的にデータは、ネットワークを介して受け渡す必要がありました。
しかし、Windows 10 1709(Fall Creators Update)以降とWindows Server 2019から
オプション機能として追加された「Windows Subsystem for Linux (WSL) 」を利用すれば
Linux環境を直接実行できるようになりました。
Windows OSにおける、コマンドプロンプト、Poweshellに続く第3のCUI環境になります。
Xサーバをインストールすることで、GUIでも利用できます。
様々なホームページで紹介されていますので、有効化とインストールについては、
ここでは割愛します。

コマンドプロンプトからLinuxプログラムを実行したり、WSLからWindowsプログラムを
実行できる相互利用が可能なので、パイプやリダイレクトを活用することで利用の幅が
広がり、コマンドプロンプトやPoweshellでは難しかったことを実現する手段として活用
できます。
今まで諦めていた処理や複雑な方法で行っていた処理が簡単に実現できるかもしれません。
一度、試されてみてはいかがでしょうか?

新元号に対する準備について

西暦2019年4月1日に新元号が発表され5月1日施行されます。
パソコンで和暦を用いて日付表記している場合は対応が必要となります。

日本マイクロソフトから1月15日
・Windows製品は毎月1回のWindows Updateで新元号に対応。
・施行日に間に合わせるために4月10日のWindows Updateでの対応。
と発表がありました。

対象となる製品については
Windows7,8.1,10
.NET Framework(Ver.3.5、4.5.2、4.6以降)
パッケージ版Office(2010~2019),Office365等です。

サポート期間終了の製品については対象とされず
Windows10についてはバージョン1709以前のものは対象外となります。

具体的な製品のサポート期間については下記リンクよりご確認ください
https://support.microsoft.com/ja-jp/help/13853/windows-lifecycle-fact-sheet

今話題のQRコード決済

2018年から、少しずつ見かけることが多くなってきた「QRコード決済」
皆さんご存知でしょうか。

QRコード決済ってなに

まずはQRコードについてご紹介します。
QR(Quick Response)コードとは、上記のように正方形による2次元バーコードのことです。よく商品に付いているバーコードは線(バー)の組み合わせによって横に読み取るもの(1次元)ですが、QRコードは縦と横(2次元)を読み取るため、たくさんの情報を取り込むことが可能です。飛行機の航空券や観光案内などに用いられています。
QRコード決済では、このQRコードを使用して商品を購入することができます。いわゆる現金を不要とするキャッシュレスの一つです。
日本政府は、2020年東京オリンピックを視野に入れて2027年までにキャッシュレスを推進すると発表されております。

QRコード決済を利用するためには

QRコード決済を利用するためには、スマートフォンがあれば利用できます。スマートフォンには専用のアプリをインストールします。アプリは無料で提供されており、利用料も無料です。
また、支払うために銀行口座またはクレジットカードが必要ですので、事前にアプリにて登録を行います。これでQRコード決済の準備は完了です。
支払いは2種類の方法で行います。

(1)レジに提示されているQRコードをスマートフォンのカメラで読み込んで支払金額を入力する方法
(2)アプリを起動して表示されたQRコードを店員に見せて読み込む方法

どちらの方法で支払うかは店舗によって異なります。

QRコード決済のメリット,デメリット

QRコード決済のメリットとしては、やはりキャッシュレスです。
現金やクレジットカードは財布が必要ですが、QRコード決済ではスマートフォンがあれば買い物ができます。
スマートフォンにカメラが付いていれば、QRコードを読み込むことができますので、大概の機種で利用が可能です。
デメリットとしては、QRコード決済サービス(アプリ)が非常に多いことです。
2017年から2018年の間で一気に増加しました。それぞれポイント還元などの付加価値があり、特徴が異なります。また、店舗ごとに利用できるサービスも異なるため、どのサービスを利用すれば良いか迷うところです。
主なQRコード決済サービス(アプリ):PayPay,LINE Pay,楽天Pay,Origamiなど

まとめ

2018年にQRコード決済のサービスが増えましたが、日本でのキャッシュレスといえばFelica(非接触型ICカード)を用いた交通系ICカードやおサイフケイタイによる決済が主流です。
交通系ICカードやおサイフケイタイは、Felica機能が搭載されたスマートフォンに限定されますが、QRコード決済は専用アプリが入っていれば良いので、機種に限定されません。(カメラが付いていないスマートフォンを探す方が大変です)
2019年にどこまで成長して普及するか今後の展開に注目です。

リスク対応への考え方

ビジネスを行ううえでリスクはつきものですが,リスク対応の考え方は一般的に4つに分類されます。
「回避」「軽減」「移転」「保有」という分類です。

情報漏洩に対するリスク対応を例にしてみると…

「リスク回避」
機密情報となるようなパソコンやスマホ内に保存しないようにして,盗難や紛失による情報漏洩リスクを回避する。
「リスク軽減」
機密情報を取り扱える権限を設定し,誰がいつ取り扱ったかを管理することで漏洩する発生率を軽減する。
「リスク移転」
保険に加入するなど,情報漏洩時の資金面でのリスクを他社へ移転する。
「リスク保有」
上記のような対策を行ったうえで,顕在化しにくいリスクや影響の少ないリスクは受容する。

以上となります。

実際にはリスクの発生率や発生した場合の影響度などを加味し,対応を決めていきます。
ビジネスに限らず,様々なリスクに対しても役立ちますので,覚えておくと便利かもしれません。

Windows10 Mobileサポートが終了します

スマホ向けOSである「Windows10 Mobile」のサポートが2019年12月10日に終了することがアナウンスされました。

現在「Windows10 Mobile」をお使いのユーザーはAndroidかiOSに移行する必要があります。
既存のデバイスバックアップを使った端末の復元や写真のアップロードなど一部のサービスは、2020年12月10日までは提供される見込みですので、データのバックアップ及びスマホの移行作業
は余裕を持ってすすめるようにしてください。

Windows 10 Mobile のサポート終了: よくあるご質問
https://support.microsoft.com/ja-jp/help/4485197/windows-10-mobile-end-of-support-faq