ものづくり先端技術(IoT・AI等)導入支援事業へ参加する県内製造業の事業者を募集します!

1 「ものづくり先端技術(IoT・AI等)導入支援事業」とは

 鹿児島頭脳センターでは,県内中小製造業の事業者における様々な課題を解決し,経営基盤の強化を図り事業者の進化を実現するため,鹿児島県の受託事業として,「ものづくり先端技術(IoT・AI等)導入支援事業」を実施いたします。
 本事業では,新たなビジネスモデルとなりつつある,ICT先端技術であるIoT・AIを活用して,生産性の向上や競争力強化を図るため,プロジェクトチームの専門家による課題の調査・抽出及びアドバイス等から実証試験の実施,事業計画のブラッシュアップまでの事業化支援を実施いたします。

2 実施内容・スケジュール等

 下記のスケジュールで,支援を行う事業者の申し込み受付から可能性調査やプランのブラッシュアップ&フォローまでプロジェクトチームによる訪問や事業化の支援を行います。

 ※プロジェクトチームの構成員
 鹿児島県,鹿児島大学等の研究者,IoT及びAIの開発・導入に詳しい専門家,
 製造業の業務改善に詳しい専門家,ICT及びIT経営の専門家

 

3 募集要件など

 (1)募集する事業者
  対象   鹿児島県内の中小製造業の事業者
  募集数  3社程度 ※申し込みが多い場合は選考となります。
  募集要件 IoTやAIの導入で,生産性の向上を図りたい,直面している課題を解決したい等の意思を持つ
  事業者で,かつ,スケジュール記載のステップを最後まで実施できる企業。
  その他  解決プラン作成の費用負担はありません。

 (2)申込期間
   平成31年4月15(月) ~ 平成31年5月20日(月)

 (3)申込み方法
  所定の申込書(下記URLからダウンロード)を,下記までFAXまたはメールしてください。
 

 (4)お問い合わせ
  鹿児島県鹿児島市名山町4-3 鹿児島県地域振興公社ビル6F
  株式会社鹿児島頭脳センター(ものづくり先端技術(IoT・AI等)導入支援事業委託先)
  担当:増田,大迫
  TEL:099-216-2260(受付/平日8:30~17:00)
  FAX:099-216-2271
  E-mail:iot-ai@kbc3.co.jp

 

4 関係資料のダウンロード

  ・事業者募集資料(PDF形式 497キロバイト)
  ・事業者の参加申込書(PDF)(PDF形式 108キロバイト)
  ・事業者の参加申込書(WORD)(WORD形式 22キロバイト)
  ・IoT導入事例集(PDF形式 601キロバイト)


 ※ものづくり先端技術(IoT・AI等)導入支援事業は,鹿児島県から株式会社鹿児島頭脳センターが
 受託して実施する事業です。


 

増加するLIVE配信とその多様性

インターネット上で一番盛り上がった話題を投票形式で決定する「ネット流行語大賞」。昨年末金賞を受賞したのは「バーチャルYoutuber」だった。

※バーチャルYoutuberとは:
「外見がコンピューターグラフィックス(CG)やイラストのキャラクター」であるYoutuberを指す用語

近年,Youtubeやツイキャス,SHOWROOM等の動画配信コンテンツが隆盛を極めている。
特に,LIVE配信(生放送)はパソコンやスマートフォンのカメラで手軽に「今」を配信できることから,若者を中心に人気が高まっているようだ。

LIVE配信の一番の特徴は,視聴者が視聴しながら,配信者やその他の視聴者に向けて文字投稿ができるシステムがあげられるだろう。
まるで配信者と共に配信をしているかのような一体感と親密性が人気を高める一因となっている。
著名人による配信のみならず,誰でも手軽に参加できる仕組みこそが「イマドキ」の若者のトレンドとマッチしているのかもしれない。

本年1月,「dTV」のTwitter公式アカウントでは,映画本編を1日限定で無料ライブ配信する試みがなされた。
Twitter社としても,映画本編を無料配信するのは初の試みであった。

参考URL:【戦略】映画「パンク侍」、Twitter史上初となる「全編無料公開」の裏側
https://www.huffingtonpost.jp/2019/01/18/twitter-free-movie_a_23645929/

このように,LIVE配信は多様化を極めており,様々な可能性をもつコンテンツへと成長している。今後の展開に注目したい。

WindowsでLinux

Windows OS上でLinuxを使用する場合、Hyper-Vなどの仮想化環境にインストールする必要があり、
基本的にデータは、ネットワークを介して受け渡す必要がありました。
しかし、Windows 10 1709(Fall Creators Update)以降とWindows Server 2019から
オプション機能として追加された「Windows Subsystem for Linux (WSL) 」を利用すれば
Linux環境を直接実行できるようになりました。
Windows OSにおける、コマンドプロンプト、Poweshellに続く第3のCUI環境になります。
Xサーバをインストールすることで、GUIでも利用できます。
様々なホームページで紹介されていますので、有効化とインストールについては、
ここでは割愛します。

コマンドプロンプトからLinuxプログラムを実行したり、WSLからWindowsプログラムを
実行できる相互利用が可能なので、パイプやリダイレクトを活用することで利用の幅が
広がり、コマンドプロンプトやPoweshellでは難しかったことを実現する手段として活用
できます。
今まで諦めていた処理や複雑な方法で行っていた処理が簡単に実現できるかもしれません。
一度、試されてみてはいかがでしょうか?

新元号に対する準備について

西暦2019年4月1日に新元号が発表され5月1日施行されます。
パソコンで和暦を用いて日付表記している場合は対応が必要となります。

日本マイクロソフトから1月15日
・Windows製品は毎月1回のWindows Updateで新元号に対応。
・施行日に間に合わせるために4月10日のWindows Updateでの対応。
と発表がありました。

対象となる製品については
Windows7,8.1,10
.NET Framework(Ver.3.5、4.5.2、4.6以降)
パッケージ版Office(2010~2019),Office365等です。

サポート期間終了の製品については対象とされず
Windows10についてはバージョン1709以前のものは対象外となります。

具体的な製品のサポート期間については下記リンクよりご確認ください
https://support.microsoft.com/ja-jp/help/13853/windows-lifecycle-fact-sheet

今話題のQRコード決済

2018年から、少しずつ見かけることが多くなってきた「QRコード決済」
皆さんご存知でしょうか。

QRコード決済ってなに

まずはQRコードについてご紹介します。
QR(Quick Response)コードとは、上記のように正方形による2次元バーコードのことです。よく商品に付いているバーコードは線(バー)の組み合わせによって横に読み取るもの(1次元)ですが、QRコードは縦と横(2次元)を読み取るため、たくさんの情報を取り込むことが可能です。飛行機の航空券や観光案内などに用いられています。
QRコード決済では、このQRコードを使用して商品を購入することができます。いわゆる現金を不要とするキャッシュレスの一つです。
日本政府は、2020年東京オリンピックを視野に入れて2027年までにキャッシュレスを推進すると発表されております。

QRコード決済を利用するためには

QRコード決済を利用するためには、スマートフォンがあれば利用できます。スマートフォンには専用のアプリをインストールします。アプリは無料で提供されており、利用料も無料です。
また、支払うために銀行口座またはクレジットカードが必要ですので、事前にアプリにて登録を行います。これでQRコード決済の準備は完了です。
支払いは2種類の方法で行います。

(1)レジに提示されているQRコードをスマートフォンのカメラで読み込んで支払金額を入力する方法
(2)アプリを起動して表示されたQRコードを店員に見せて読み込む方法

どちらの方法で支払うかは店舗によって異なります。

QRコード決済のメリット,デメリット

QRコード決済のメリットとしては、やはりキャッシュレスです。
現金やクレジットカードは財布が必要ですが、QRコード決済ではスマートフォンがあれば買い物ができます。
スマートフォンにカメラが付いていれば、QRコードを読み込むことができますので、大概の機種で利用が可能です。
デメリットとしては、QRコード決済サービス(アプリ)が非常に多いことです。
2017年から2018年の間で一気に増加しました。それぞれポイント還元などの付加価値があり、特徴が異なります。また、店舗ごとに利用できるサービスも異なるため、どのサービスを利用すれば良いか迷うところです。
主なQRコード決済サービス(アプリ):PayPay,LINE Pay,楽天Pay,Origamiなど

まとめ

2018年にQRコード決済のサービスが増えましたが、日本でのキャッシュレスといえばFelica(非接触型ICカード)を用いた交通系ICカードやおサイフケイタイによる決済が主流です。
交通系ICカードやおサイフケイタイは、Felica機能が搭載されたスマートフォンに限定されますが、QRコード決済は専用アプリが入っていれば良いので、機種に限定されません。(カメラが付いていないスマートフォンを探す方が大変です)
2019年にどこまで成長して普及するか今後の展開に注目です。

リスク対応への考え方

ビジネスを行ううえでリスクはつきものですが,リスク対応の考え方は一般的に4つに分類されます。
「回避」「軽減」「移転」「保有」という分類です。

情報漏洩に対するリスク対応を例にしてみると…

「リスク回避」
機密情報となるようなパソコンやスマホ内に保存しないようにして,盗難や紛失による情報漏洩リスクを回避する。
「リスク軽減」
機密情報を取り扱える権限を設定し,誰がいつ取り扱ったかを管理することで漏洩する発生率を軽減する。
「リスク移転」
保険に加入するなど,情報漏洩時の資金面でのリスクを他社へ移転する。
「リスク保有」
上記のような対策を行ったうえで,顕在化しにくいリスクや影響の少ないリスクは受容する。

以上となります。

実際にはリスクの発生率や発生した場合の影響度などを加味し,対応を決めていきます。
ビジネスに限らず,様々なリスクに対しても役立ちますので,覚えておくと便利かもしれません。

Windows10 Mobileサポートが終了します

スマホ向けOSである「Windows10 Mobile」のサポートが2019年12月10日に終了することがアナウンスされました。

現在「Windows10 Mobile」をお使いのユーザーはAndroidかiOSに移行する必要があります。
既存のデバイスバックアップを使った端末の復元や写真のアップロードなど一部のサービスは、2020年12月10日までは提供される見込みですので、データのバックアップ及びスマホの移行作業
は余裕を持ってすすめるようにしてください。

Windows 10 Mobile のサポート終了: よくあるご質問
https://support.microsoft.com/ja-jp/help/4485197/windows-10-mobile-end-of-support-faq

「セキュリティホール」と「脆弱性」の違い

セキュリティホールとは、誤動作・誤表示が発生するようなソフトウェア上のセキュリティ面の不具合・欠陥を指します。
プログラム作成上の間違いやシステム設計間違い等で発生することが多いようです。

 脆弱性とは、ソフトウェアの弱さを指す言葉です。
セキュリティホールやそれ以外の意図した動作を利用した攻撃に対する弱さも含みます。ハードウェア及びシステム全般の欠陥・弱点も含まれます。

 セキュリティホールは具体的なセキュリティ面の弱点を指すのに対し、脆弱性はもっと広い「ソーシャルエンジニアリング」のような弱点も含まれます。さらに、ハードウェア面の弱点も含まれます。脆弱性はセキュリティホール含めた「コンピュータの弱点」を指す言葉です。

 この二つの用語については同義語として扱われることもありますが、状況によっては細かく使い分けるシチュエーションもあるようです。
 セキュリティへの対応時は、これらの用語を正確に把握したうえで、本来「誰が」「何を」「どのように」対応すべきかを検討する必要があります。

「Microsoft製品のサポート終了」について

ご家庭や職場で使用されている 「Microsoft製品」について2019年及び2020年にサポート終了する製品があります。

サポート終了後は、脆弱性(弱点)などに対応する更新プログラム等を受けられないため、
セキュリティ上非常に危険な状態となり、自分自身が被害を受けるだけではなく、第三者へ被害を与える可能性があります。

まずは使用されている製品のバージョンを確認するところから始めましょう。

そしてバージョンアップや他製品への切り替えを検討していきましょう。

以下に2019年及び2020年にサポートが終了するMicrosoft製品の情報が掲載されておりますので
ご確認ください。

2019 年にサポートが終了する製品| Microsoft
https://support.microsoft.com/ja-jp/help/4316957/products-reaching-end-of-support-for-2019

2020 年にサポートが終了する製品| Microsoft
https://support.microsoft.com/ja-jp/help/4470235/products-reaching-end-of-support-for-2020

年末年始における情報セキュリティ対策

皆さまは日頃より情報セキュリティ対策を実施されていることと思います。
年末年始の時期を迎えるにあたり、いま一度ご確認頂けますようお願いいたします。
長期休暇となる企業も多いことと思いますが、それに伴う情報セキュリティ上の注意が必要となります。

下記に情報セキュリティ対策例をあげております。

【1】長期休暇中に届いた悪意のあるメール等をうっかり開いたりしてランサムウェア等に感染し業務が行えなくなることもあります。
そうなる前の事前の対策として、重要なデータ等は、事前にバックアップを行いましょう。

【2】休暇前後にかかわらず、OSを最新の状態にしておくための更新プログラム適用やウイルス対策ソフトのパターンファイル更新、アプリケーションソフトウエア等の
修正プログラム適用を行い最新の状態にしておことが必要です。

【3】外部からの攻撃を受けるリスクを軽減するため、年末年始に使用しないサーバ、パソコン、タブレット等の機器やネットワーク機器等は電源を切りましょう。

【4】インターネット閲覧の際には、ワンクリック詐欺などが仕込まれている可能性もあり十分注意しましょう。不用意にインターネットからファイルをダウンロードしないよう注意しましょう。

【5】休暇後に長期間使用していなかった機器等は電源投入後直ちにウイルスチェックを実施し、セキュリティ上問題ないか確認しましょう。

【6】緊急時の問い合わせ先を確認しておきましょう。

穏やかに年末年始を過ごし、リスクを最小限に押さえる為に、十分な情報セキュリティ対策を実施しましょう。