投稿者: master
第31回 環境に左右されないインターネットインフラ構築へ
米Facebookが開始した、無人飛行機を用いたインターネット接続網構築プロジェクト。
その計画近況が話題となっています。
世界中には、未だインターネットインフラが及ばない地域に住んでいる方々が約40億人もいるそうです。
そのような方々にインターネット接続を提供するため、無人飛行機「Aquila」を利用しようというものです。
Aquilaの特徴は、
・操縦者を必要としない、ドローン(無人機)。
・翼幅30m程、重量は自動車1台分弱。
・翼に設置された太陽光電池パネルによって駆動。約90日間の飛行が可能。
・民間飛行機よりも上空(約18,000~27,000メートル)を飛行可能。
・半径50キロ内で10Gbpsのレーザー通信が可能。
このAquilaを約1000機程飛行させ、環境に左右されないインターネットインフラを上空に構築することで、
インターネット接続者数を増やそうという狙いだそうです。
サービス提供時期はまだまだ未定とのことですが、航空力学に加えて無人操縦技術や太陽光電池、
レーザー通信といったテクノロジーの集合体であるこのプロジェクト。
完成が楽しみですね。
第30回 「Windows Server 2003のサポート終了」について
企業内のシステムで利用されているWindows Server 2003 および Windows Server 2003 R2 の公式サポートが 2015年7月15日に終了しました。
サポート終了に伴い、新しく発見された脆弱性(弱点)などに対応する修正プログラムが提供されなくなります。
今後、考えられるシステムへの影響として、
・インターネット経由からリモートでサーバを制御されてしまう
・インターネット上に情報が漏洩してしまう
等の悪影響を及ぼすことが想定され、業務継続が困難な状態に陥る可能性があります。
まだ使用し続けている企業においては、新しいOSやクラウドソリューションへの移行を早急に検討することを推奨します。
今後のMicrosoftサーバOSの延長サポート終了予定(2015/07/24現在)
・Windows Server 2008 ⇒ 2020/01/15まで
・Windows Server 2012 ⇒ 2023/01/11まで
第29回 「インターネットバンキングの不正利用について」
最近,銀行のサイトでインターネットバンキングの不正利用(金融犯罪)への注意喚起をよく見かけます。
例えば,三菱東京UFJ銀行
http://www.bk.mufg.jp/info/phishing/20131118.html?link_id=p_top_visual_caution4
ゆうちょ銀行
http://www.jp-bank.japanpost.jp/news/2015/news_id001094.html
これらのケースはフィッシング詐欺にあたります。
以前もこのコラムhttps://www.kbc3.co.jp/column_10/
でご紹介しましたが手口は,偽メールで偽サイトに誘導し、入力された個人情報等を悪用するケースです。
金融機関がメールなどで個人情報等を照会することは一切ありません。
最近のケースでは,正規のサイトが開くとポップアップで偽のサイトが開き,あたかも正規のサイトのように見せかけているものまでみられます。
これらのフィッシング詐欺に合わないようにする為にはサイトが本物かどうか確認する必要があります。正規のサイトのURLは常に確認しましょう。
インターネットバンキングを使用する際,操作に疑問を感じた場合は,すぐに操作を中止し,金融機関へ通報するなどの処置が必要です。
併せて,操作を行うパソコンなどにもセキュリティ対策を施し,ウイルスから守ることも必要です。
日頃からこれらのことを意識することで,トラブルを未然に防止することができます。
第28回 「そのWi-Fi、安全ですか?」
現在、お使いのノートPCやタブレット、スマートフォンには『Wi-Fi機能』、いわゆる無線LAN機能が標準で付加されていると思います。
逆に言いますと、Wi-Fi機能がないノートPCやタブレット、スマートフォンは珍しいと言えます。
さて、街中でもフリーで使えるWi-Fiスポットが駅やホテル、飲食店等で増えてきました。
ですが、このWi-Fiスポット、本当に安全に利用できるものなのでしょうか。
利用に際しては、下記の点をご注意されることをお勧めします。
1つめが、暗号化されていないWi-Fiスポットは利用しないという点です。
併せて、知らないWi-Fiスポットには接続しないことも重要です。
いずれもウイルス感染や個人情報の搾取などの危険性を回避する効果があります。
2つめが、利用時に他の利用者と干渉し合わない仕組みになっているかという点です。
Windowsをお使いの場合、エクスプローラーからネットワークを選択した際に、見慣れないPCなどが表示されればアウトです。
この表示される状態のままで利用すると、共有フォルダへの侵入や通信傍受による被害が発生する恐れがあります。
3つめが、フリーのWi-Fiスポットを利用するためのメールアドレスやID・パスワードを準備しておくことです。
通常利用しているメールアドレスなどを利用すると情報を搾取される恐れがあるからです。
最後に、公的な機関が提供している、またはホテル等が提供するサービスだからと言って無頓着に信頼せずに、
注意を払った上で利用されることもお勧めします。
不審なメールにご注意ください
ニュース等でご存じかと思いますが、年金機構にて大規模な情報漏洩が発生しております。
原因は不正メールに添付されたウイルス付きの文書を開いたことによりウイルス感染し、不正アクセスが行われたとのことです。
このような攻撃手法は『標的型攻撃』と呼ばれています。
文字通り、特定の会社/団体等に狙いを絞って攻撃を仕掛けてくるわけですが、一般に出回るウイルスとは異なるウイルス、いわば『特注のウイルス』が使われていることも特徴のひとつと言えます。
一般に出回らないウイルスですので、ウイルス対策ソフトだけでは駆除どころか検知することも難しい場合が想定されます。
では、どうやって防ぐのか。
標的型攻撃防御装置や不正/迷惑メール除去装置などを導入することが最も効果的ですが、費用もかかる上に導入・設定について慎重に検討しなければなりません。
即効性がある対策として考えられるのは、やはり人、つまりは『利用者による注意』が挙げられます。
注意する点としては、
1.不審なメールは絶対に開かない。
2.送られてくる覚えのないメールも絶対に開かない。
3.添付ファイルの名称に業務等との齟齬がある場合は、送信元に電話で確認をとる。
4.添付ファイルを開く前に必ずウイルス検索を実施する。
といった自衛手段が挙げられます。
事の大小に関わらず、情報漏洩等の事件/事故が発生しますと会社や団体の信頼が失墜するだけでなく、事後処理や対策も含め大きな金銭的損失も発生します。このことは皆様もご承知のとおりです。
また、上記で挙げた標的型攻撃防御装置や不正/迷惑メール除去装置が導入されている場合であっても、これを過信することなく、業務に関係ないメールは一切開かないよう、周知徹底されることが重要です。
この機会に今一度、ご自分や周りの方のメール運用等が適切なものか、ご確認ください。
「第30回 国民文化祭 ・ かごしま2015」 が開催されます。
「第30回 国民文化祭 ・ かごしま2015」がいよいよ、平成27年10月31日(土)から11月15日(日)までの16日間、開催されます。
鹿児島の文芸、伝統文化、郷土芸能、歴史、美術、食文化など様々な分野に関するイベントが県内各地で開催されます。
詳しくはこちら↓
鹿児島県実行委員会サイト http://kagoshima-kokubunsai.jp/
鹿児島市実行委員会サイト http://kagoshima-city-kokubunsai.jp/
鹿児島県民でありながら、鹿児島の文化芸術について知らないこと、多いと思いませんか?!
私もこれを機会に、家族やおじいちゃん、おばあちゃんと一緒に鹿児島の文化芸術に触れ合おうと思ってます。
皆さんも是非、出かけてみませんか!!
※弊社は、「第30回国民文化祭鹿児島県実行委員会」様のWebサイト制作・運営や「第30回鹿児島市国民文化祭実行委員会」様のWebサイト制作・運営(PVやスマホのアプリ制作を含む)のご支援をさせて頂いております。
今年もかごしまITフェスタに出展予定です
第27回 「マイナンバーへの民間事業者の対応」
前回マイナーバーの通知開始についてご紹介いたしましたが、今回は「マイナンバー制度」の施行に向けての民間事業者の対応についてご紹介します。
「マイナンバー制度」の施行に向けた対応では、国や地方自治体が行う行政手続きやそれに伴う事務処理等のマイナンバー対応についてはよく耳にしますが、民間事業者のマイナンバー対応についてはあまり耳にする機会がないような気がします。
そこで、今回「マイナンバー制度」に施行に伴う民間事業者の対応について調べてみると、民間事業者も平成28年1月以降の税や社会保障の手続きで従業員やその扶養家族のマイナンバーが必要となり、その取り扱いが最も重要な対応となるようです。マイナンバーは特定個人情報となるため、利用、提供、収集及び保管(廃棄)に制限があり、マイナンバーを取り扱う民間事業者は、規模の大小に関係なく適切に管理できるよう対応する必要があります。そして、マイナンバーや特定個人情報の漏えい、滅失、毀損の防止その他の適切な管理のための安全管理措置や、従業者に対する必要かつ適切な監督など、組織としての対応も必要です。
最後に、「マイナンバー制度」の施行に向けて民間事業者が行う準備としては、対象業務を洗い出した上で、組織体制やマイナンバー利用開始までのスケジュールの整理など対処方法を検討し、組織としての決定を行うことが必要です。
マイナンバー制度への民間事業者の対応に関する詳しい情報は、ウェブサイト「政府広報オンライン」のマイナンバー特集ページの法人向けのご案内ページをご覧下さい。
ヘルプデスクを募集しています
弊社では、一緒に働いてくれる仲間を募集しております。
仕事内容は、システムの操作やエラーについて適切なアドバイスを行うヘルプデスク業務です。
興味のある方は、ハローワークかごしまにお尋ね下さい。
募集内容についてはこちらをご覧下さい。