新型コロナウイルス感染症専門家会議からの提言により、新型コロナウイルスを想定した「新しい生活様式」の実践が求められています。
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、急速に広まった生活様式としてテレワークがあります。
テレワークを実現するために、Web会議システムやビジネスチャットツール、社内情報共有ツールを導入された企業も多いのではないでしょうか。
ただし、予算や時間の関係により、社内システムへのアクセスができず、テレワークへの切替が難しい企業もあると思います。
そういった状況を受け、IPA(独立行政法人情報処理推進機構)とNTT東日本が「シン・テレワークシステム」というリモートデスクトップ型のテレワークシステムを構築し、
実証実験を行っています。
「シン・テレワークシステム」の特徴は、以下となります。
・自宅パソコンから会社のパソコンへリモートデスクトップで接続し業務が可能
・無償でユーザー登録(申し込みや契約も含む)も不要
・HTTPSさえ通信可能であれば利用可能であるため、導入が簡単
・エンドツーエンドで暗号化されており、第三者による通信内容の傍受が困難
・リモートデスクトップ型のため、通信元のパソコンに高いスペックを必要としない
詳細は以下をご覧ください。
https://telework.cyber.ipa.go.jp/news/
認証機能や通信の暗号化、情報資産の共有や持ち出しに関する制限など、テレワークに必要な機能は一通り備えており、
無償で簡単に導入でき、セキュアな通信で社内の情報資産が活用できるため、非常に優れたシステムだと思います。
実証実験中であるため、2020年10月31日までの期間限定(継続を検討中)ではありますが、テレワーク導入を検討している企業や
いろいろな事情によりテレワーク対応ができていなかった企業は活用を検討してはいかがでしょうか。