第8回 「暑い季節到来!パソコンの清掃を行いましょう。」

暑い季節となりました。

パソコンは熱に弱いので定期的にメンテナンスを行う必要があります。

パソコンは冷却のために多数のファンがついており、内部にほこりが溜まりやすいです。
ほこりが溜まると冷却性能が低下したり,ファンに付着したほこりで負荷が掛かり、異音がするなど動作不具合に繋がる事があります。

清掃にはダストブロワーやエアダスターなどを使うと良いです。

清掃にあたって、以下に注意してください。

  • 屋外で清掃を行い、マスクを着用してください
      (ほこりを吸う事で健康を損ねる事があります。)
  • 静電気で故障させないよう、ゴム手袋を着用します。
      (パソコンは精密機械なので静電気で壊れる恐れがあります。)
  • わからないケーブルやパーツを外さないようにしてください。
      元の状態に戻せないと、正常に動作しなかったり、製品が故障する恐れがあります。
      うっかり外さないように気をつけてください。
  • ダストブロワーやエアダスターでファンを清掃するときは,ファンを固定してから
      清掃してください。軸がずれると故障の原因になります。

定期的にパソコンを清掃し,快適にパソコンを利用しましょう。

第7回 「ホームページ改ざんが増加しています。ご注意ください。」

5月から鹿児島県下の企業や個人のホームページが改ざんされる被害事例が相次いで報告されています。
また,「トヨタ自動車」「リコージャパン」などの大企業やIT関連企業のサイトも改ざんの被害にあっています。
改ざんされたホームページを閲覧してしまうと,閲覧者のパソコンがウイルスに感染してしまい,情報の搾取やインターネット詐欺の被害にあったり,最近話題になった遠隔操作等で加害者となってしまう危険性があります。

しかしながら,利用者側でホームページが改ざんされているかどうかを判断することは困難であるため,対策としては使っているパソコンのセキュリティを高める予防策しかありません。
予防策としては,以下の項目をチェックしてください。

  • Windowsの修正プログラムは最新版が適用されているか
  • 自動更新機能を有効にしておくと適用し忘れ等がなく便利です。

  • Windows以外の修正プログラムも最新版が適用されているか
  • よく脆弱性が悪用されるプログラムはJava,Adobe FlashPlayer,AdobeReaderです。
    この3つは最低でも最新版にしておきましょう。

  • ウイルス対策ソフトは最新版か
  • ウイルス対策ソフトには期限がある場合が多いです。期限切れなどで最新版になっておらず感染してしまうケースもあります。
    また,ウイルス対策以外にも,サイト診断やネット決済保護,攻撃ブロック等多彩な機能を搭載している
    総合型のウイルス対策ソフトを選択しましょう。

きちんと予防対策を行い,被害防止と感染拡散の防止に努めましょう。

第6回 「スマートフォンとコラボレーション!最新技術あれこれ」

6月にも関わらず全国的に猛暑に見舞われていますが,皆様いかがお過ごしでしょうか。
20年前と比べると夏の平均温度は2~3度上昇し,すごしやすい環境とは言えないですね。ところがそういった自然環境の変化と反比例するかのように,各種技術は飛躍的に向上しているようです。

  1. スマートフォンで健康チェック
  2. 先日大手携帯メーカーが,スマートフォン等モバイルデバイスへのログイン情報をもったチップを皮膚下に埋め込む技術を発表しました。

    • 胃酸や血液等からエネルギーを取得して変換し,バッテリー不要で半永久的に動作する技術
    • 脈拍や血液成分,体内水分の情報をスマートフォンに送る技術

    上記の技術を応用することで,リアルタイムで健康状態を管理する事が可能とのこと。
    熱中症など体の異常を,本人が自覚する前にスマートフォンから警告をもらう!なんて日が来るかも知れません。

  3. スマートフォンで自動車操作
  4. 近年進んでいる自動車の全自動運転技術。

    • 運転者が睡眠をとりながら遠距離へ移動が可能
    • 体の不自由な方の自動車での移動が可能

    など,自動操作による恩恵は大きいです。

特に驚いたのは,「スマートフォンを操作するだけで全自動運転する」技術!!
スマートフォンでの操作に連動して自動車が勝手に駐車場に停車,また自動的に運転手のいる場所までやってきてくれるとのこと。
夏場の突然の雨で身動きが取れなくなった時,自宅から無人自動車を呼んで…なんて時代が来るのでしょうか。
スマートフォン自身も,腕時計型やメガネ型等,身につけて持ち運ぶことが可能な物(ウェアラブル端末)が開発されています。映画で見るような近未来が,すぐそこまで来ているのかもしれません。

第5回 「パスワード(暗証番号)をきちんと管理していますか?」

新年度となり,新たな計画のもと皆様日々がんばっておられる事ではないでしょうか。
今回の情報コラムは,日常でよく使われるパスワード(暗証番号)についてすこしお話します。
日常生活の中でパスワードは,銀行のATMの暗証番号,ネットショッピング,パソコンの起動,メールなどがあります。これらすべて,利用者本人であることを証明するために必要なことがほとんどです。

パスワードの管理,設定について有効なものをご紹介します。

パスワードの管理については

  • 書面に書き取らない。(見られたり,紛失のリスクが有ります)
  • 絶対に人に教えない。
  • やむをえず台帳などの書面で管理する場合,鍵のかかる棚や金庫で保管する。
  • 極力メールなどでやりとりしない。
  • 定期的に変更を行う。
  • などが挙げられます。

パスワードの設定については

  • 連想しやすい語句を避ける。(名前,誕生日,電話番号,IDと同じなど)
  • 短かいパスワードを使用しない。(なるべく8文字以上のパスワードを使用する)
  • 辞書に載っている語句は避ける。
  • 規則性を持たせない。
  • 文字,数字,記号を組み合わせる。
  • などが有効です。


パスワードが盗まれたり他人に知られたりすると、なりすましなどの手口で、様々な被害が発生する恐れがあります。
利用者本人が,パスワードをしっかりと設定し厳重に管理することでトラブルを未然に防ぐことができます。
日頃からこれらのことを意識することが必要です。

Windows XP/Office 2003/Internet Explorer 6 のサポート終了

Windows XP/Microsoft Office 2003/Internet Explorer 6 のサポートが,来年の2014年 4月 9日(日本時間)をもって終了となります。

サポート終了まで1年を切り,日本マイクロソフトは特設サイト
http://www.microsoft.com/ja-jp/windows/lifecycle/xp_eos.aspx
を開設し告知を行っています。

県内でも,サポート終了に対して,今年度中に新しいOSに入替えたり,新しいパソコンに買い換えるなどの対策を実施している企業や自治体もあります。

今回は,サポート終了後も使用し続けることによるリスクについてお話します。

  • サポート終了後も使用し続けるとどうなるの?
     →新しく発見された脆弱性(弱点)に対するセキュリティ更新プログラムなどの重要なサービスが提供されないため,
     ウィルス感染や情報漏洩などの危険性が高まります。
  • ウィルス対策ソフトをインストールしていれば大丈夫?
     →ウィルス対策ソフトは,OSの脆弱性(弱点)は修正しませんので,新しく発見されたウィルスには100%対応
     できません。ウイルス対策ソフト自体もWindows XP に対応しなくなる可能性があります。
  • ネットワークに繋がない状態で使用しても良い?
     →ウィルス対策ソフトをしていないパソコンで使用したUSBメモリなどの外部記憶媒体から,ウィルス感染してしまい,起動できなくなる可能性があります。

ウィルス感染や情報漏洩は,感染した人だけではなく,社会全体に迷惑をかける場合があります。

使用されている環境やコストによりますが,新しいOSへの更新やパソコンの買い換えを検討されることをおすすめします。

頭脳センターは「第30回国民文化祭・かごしま2015」をICTでサポートします!!

各都道府県持ち回りで開催されている国内最大の文化の祭典が、鹿児島県において平成27年10月31日(土)から11月15日(日)まで16日間の開催を予定しています。
頭脳センターとして国民文化祭の開催をアピールするためのホームページの開設をサポートし、ホームページ上では開催1000日前から写真によるカウントダウンも始まっています。

今後、国民文化祭県主催事業のイベント情報や一般の文化愛好家団体や個人が年間を通して開催するイベント情報も発信される予定です。

今後も頭脳センターは「第30回国民文化祭・かごしま2015」をICTでサポートしていきます!!

第30回国民文化祭・かごしま2015ホームページへのリンク

県立大島病院様にて職員向け情報セキュリティ研修を開催

平成25年3月11日、県立大島病院様にて、職員向け情報セキュリティ研修を開催され、講師として弊社SEが講義致しました。
忙しい日常業務の合間を縫い、多数の職員様に受講頂きました。

また、翌3月12日、同じく県立大島病院様にてIT相談会として、患者様へのサービス向上や個人情報保護を強化するための具体的な取り組みについて、活発な意見交換や弊社SEからのアドバイス等を行いました。

弊社では情報セキュリティ研修等を中心に、各種出張講習を承っております。是非、ご相談ください。

第4回 「スマートフォンの安全な使い方」

桜舞い散るこの季節,新しい門出にスマートフォンやタブレットなどの携帯端末を手にする方も少なくないのでは・・・。

情報コラム4回目となる今回は,スマートフォンの安全な使い方についてお話します。
スマートフォンは電話やメールのみならず,Webサイトの閲覧や様々なアプリをインストールして楽しんだり,FaceBookなどの交流サイトで友達と情報交換できるなど,まさにパソコンと同じ機能を備えています。

そんな便利なスマートフォンですが,使い方次第では”サイバー攻撃”の標的として悪用される可能性があります。
スマートフォンを安全に使うにはパソコンと同様,しっかりとした「セキュリティ対策」を講じておく必要があります。

    対策1:紛失や盗難への対策

  • スマートフォンには「パスワードによるロック」を必ず設定しましょう。
  •  万一の盗難や紛失に備えバックアップは定期的に取りましょう。
  • 万一紛失してしまったら契約先の携帯電話会社に問い合わせて,速やかに回線を停止しましょう。
  • 対策2:ウィルス感染への対策

  • スマートフォンのOS(Androidなど)は常に最新の状態にアップデートしましょう。
  • アプリは信頼できる場所からインストールし「提供元不明のアプリ」はインストールしない設定にしましょう。
  • 「ウィルス対策ソフト」を利用して定期的にウィルスチェックを行いましょう。
  • 対策3:情報漏洩対策

  • スマートフォンはインターネットなどの外部に接続するために,いろいろな接続方法を持っています。

Wi-Fiなどの無線LANを利用して接続する場合,正しい設定を行っていないと「通信の盗聴」や「不正アクセスの踏み台」といった脅威にさらされる危険があります。

自宅の無線LAN機器は「”アカウント名”や”パスワード”の設定」「通信の暗号化」などの設定は必ず行いましょう。

業務で日頃利用しているサーバやパソコンの廃棄やリプレースをお考えの方に

廃棄パソコンにデータが残っていると情報漏洩を引き起こす危険性があります。
また、不要なパソコンを買い取りや下取りに出す場合も同様です。

「面倒だから」といってデータが残ったまま不法投棄すると自分から個人情報を捨てているようなもの。
絶対にやめましょう。
「ごみ箱を空にする」や「パソコンの初期化」をしても、データが残っている場合があります。
必ずパソコン内に保存しているデータの完全消去を行ってください。
データの完全消去を行わないと個人情報などが第三者の手に渡ってしまう可能性があります。

鹿児島頭脳センターでは、利用者の変わりにハードディスク内のデータを安全・確実に消去する『パソコンデータ消去サービス』を提供いたします。
お気軽にお電話ください。

「第10回 地方公共団体向けセミナー2012」を開催いたしました。

平成25年2月13日、地方公共団体様を対象に『地域内及び地域間コミュニケーションの再生とICTが果たす役割』をテーマとした、弊社主催「第10回 地方公共団体向けセミナー2012」を開催いたしました。

お忙しい中、多数の方にご来場・ご参加いただき、誠にありがとうございました。

今回のテーマ『地域内及び地域間コミュニケーションの再生とICTが果たす役割』について、鹿児島だからこそ考える必要がある内容のセミナーに、参加者の皆様も興味を持って耳を傾けていました。
また,今回は第10回記念ということで地元ベンダーの皆様にご協力いただき,公共団体向けのソリューション展示会も同時開催して,セミナーの合間には各ブースで興味のあるソリューションについて説明を受ける姿が多数見受けられました。ご協力いただきました地元ベンダーの皆様には心より感謝申し上げます。

今後も、地方公共団体様のお役に立てるセミナーを企画して参りたいと思います。


主催者挨拶 弊社専務取締役 山下  

講演 鹿児島大学名誉教授 藤田様


講演 映画「ふるさとがえり」監督 林様  

セミナー会場の様子1 


セミナー会場の様子2  

展示会場の様子