スマートロックを導入してみました。

 

実家の玄関の鍵がくたびれてきたのかスムーズに回らなくなってきたこと,両親が歳をとってきたこと,兄弟が療養中であることとなど色々勘案しましてスマートロックなるものを導入してみました。

お値段にして約1万5千円,マンションのドアの内鍵にかぶせるだけのものです。取り付けから設定まで30分ぐらいでした。元々ついている鍵も回しにくいながら使えます。

 

まず,開錠,施錠をスマートフォンから行えるようになり,鍵が回らないストレスから解放されました。

遠い所に住んでいるわけではないのですが,スマートフォンの管理画面から,開錠・施錠の履歴が確認でき,実家の両親が元気に生活できているのか,活動状況の把握ができるようになりました。

療養中の兄弟が,訪問診療のスタッフなどの来客時に自分のスマートフォンから開錠・施錠が出来る様に設定し,両親が家で番をしていなくてもいいようになりました。

 

設定次第では,実家に近づくだけで玄関を開けてくれたり,開錠から施錠までの時間を設定(オートロック設定)できたりもするので,もっと便利になるかもしれませんが,今は不便を感じていないので特に設定はしませんでした。

 

IOT(モノのインターネット)モノがインターネットに接続され,あらゆるものがネットワークを通して操作できるようになってきています。家電量販店やインターネット通販などで,自分で工作することができるキットや製品が販売されていますので,興味がある方は購入されてみてはいかがでしょうか。

 

Microsoft Office 2010 サポート終了間近!

Microsoft Office 2010のサポートが2020年10月13日に終了します。
発売から10年間ビジネス・プライベート共に活躍してくれたアプリケーションが遂にサポート終了となります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

セキュリティサポートが終了してしまうとどのような変化があるのでしょうか。

1.Microsoft Office 2010用のセキュリティ更新プログラムが配布されない。

2.セキュリティ更新プログラムが配布されなくなることで,脆弱性が見つかった場合にも修正されない。

 

コンピューターセキュリティ会社のKasperskyの発表によると2018年第4四半期に検出された攻撃の70%は

Microsoft Officeに存在する脆弱性に関するものだったそうです。

残念ながらMicrosoft Officeに関連する脆弱性は毎月発表されています。

 

今後も安全にOfficeアプリケーションを使用するためにも,この機会に「Office 365」や

「Micorsoft Office 2019」へ入れ替えることをお薦めします。

 

長年働いてくれた「Microsoft Office 2010」にはそろそろ休んでもらいましょう。

 

ドローンからのIT化Ⅱ

台風9号、10号が発生し,テレビ等で被害状況の報道などされていますが,皆様のご自宅や職場に被害はなかったでしょうか?

私は、台風10号が通過した際に自宅の雨樋や屋根の被害状況の確認を行いました。

ドローンでもあれば遠隔から安全に状況の確認ができ,時間短縮が出来るのになあと思い、調べてみたところ以下の様な情報がありました。

 

・水田(50枚)の見回り作業(徒歩1時間半→ドローン1時間)

就農人口が減り続けている中この機動力はとてもありがたい事だと言えます。

アグリテック(農業のIT技術化)の手段としてもドローンはさらに活躍をし続けています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

以下は実用効果例です。

・ドローンで人手をかけずに害虫探索や病気が発生している区画だけ農薬散布

映像をAIで解析しピンポイントで農薬散布する事で散布量が1割以下ですむ

農薬のコストカット、人体への負担軽減になる

(時間)1ヘクタール(サッカーコート程)あたり10分、手作業の10分の1ですむ

 

現在、宅配等を車ではなくドローンを用いて行うという実験もされています。

日本郵便の実験が3月に奥多摩郵便局配達区内で実施済み(日本郵便HPより)

運航期間:2020年3月17日(火)~3月19日(木)

物流 地表高140m以下

機体 :4.40kg バッテリ :3.27kg 最大ペイロード:1.70kg

最大離陸重量: 9.80kg 最高速度 水平:10m/s(36km/h)

 

測量・データ収集など多岐にわたる分野にも活用できるので、興味がある方は是非調べてみて

ドローンビジネスについての講習会等にご参加されてみてはいかがでしょうか。

 

台風の季節です。

毎年この時期は台風が呼びもしないのにやってくる季節です。
台風の時に心配されるのが、雨の影響で発生する土砂災害や風の影響により様々な物が飛んで
行ったり飛んできたりする事が考えられます。

そういったときに発生するのが停電です。停電になると冷蔵庫は止まるわ、テレビは見れないわ、
最悪トイレは流れないわといった事もあります。
ご自宅でお使いのパソコンもノート型パソコンならバッテリーがついてるのである程度の時間は使えますが、
バッテリーが弱っていたり、バッテリー非搭載のデスクトップ型パソコンだと使えなくなってしまいます。

元々電源が入ってなければ大丈夫なのですが、使っている最中に「ドン!」と電源が切れたら、
最悪パソコンが壊れてしまう可能性もあります。
学校のレポートを作成していてあと少しで完成!という時や、家族の思い出の写真を整理している時、
仕事中で大事なデータを入力している時、はたまたハードディスクレコーダーに撮りだめしていた見たい番組を
見ている時などに、いきなり停電でパソコンやレコーダーが壊れてしまい悲しい思いをしてしまう可能性もあるわけです。

そういった事態を防ぐ無停電電源装置(UPS)を設置するというのは、有効な手段かもしれません。
業務用になればウン十万円する製品もありますが、パソコン1~2台使う程度の容量のUPSなら
1~2万円で購入することができます。
ただ、このUPSは停電中にも、何時間もゴリゴリパソコン使うぜ!という使い方には適していないものが多いです。

では何のために導入するかというと、パソコンや周辺機器などを正常にシャットダウンさせる
時間稼ぎをする。といった使い方が正しいのかもしれません。
正しくシャットダウンしておけば、停電から復旧した時にこれまで通りにできるわけです。
また、UPSには雷などのサージ電流から電子機器をガードしてくれる製品もあります。

UPSを導入したら、あの機器も、この機器も繋いでおこうと考えたくなりますが、
UPSにも容量があり、繋いでも良い機器、繋いではダメな製品などもありますので、
取り扱い説明書等をよく読んだ上で使用するようにしましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ASCII.jpより画像引用

 

次世代Wi-Fi規格「Wi-Fi6」とは

最新のWi-Fi規格である「Wi-Fi6」が2019年からスタートしていますが、ご存知でしょうか?

実は「Wi-Fi6」と呼ばれるWi-Fi規格は、正式な規格名は「IEEE 802.11ax」といい、
「IEEE(米国電子学会)」というアメリカにある学会が決めています。

ですが、IT用語に詳しくない人にとってはなかなか覚えにくいものとなっているため、

「Wi-Fi Alliance」というWi-Fiの普及活動を行っている業界団体が、最新のWi-Fi規格である

「IEEE 802.11ax」の正式名称を「Wi-Fi6」と呼ぶことにしました。

「Wi-Fi6」という名称である理由は「IEEE 802.11ax」が6世代目のWi-Fi規格であるからです。

1世代前の「IEEE802.11ac」は「Wi-Fi5」となります。

 

「Wi-Fi6」は従来の規格となにが違うのか簡単にまとめますと以下の特徴があります。

 

・規格上の通信速度向上

・複数デバイスの同時接続時の通信混雑緩和

・消費電力を抑制

・周波数帯2.4GHz帯と5GHz帯の両方に対応

 

これらのメリットを得るには、Wi-Fiルーターと接続機器(スマホ・パソコン等)がWi-Fi6に対応しているものを

揃えなければなりませんが、2020年の今年から本格的に普及していくことになりそうです。

 

次世代Wi-Fi規格「Wi-Fi 6」って何だ? - 価格.comマガジン

出典:価格ドットコムマガジン

Windows DNSサーバーの脆弱性対策

2020年7月のマイクロソフト月例セキュリティ更新プログラムでは,マルウェアを介して脆弱なPC間で広がる可能性のある「Windows DNS サーバーのリモートでコードが実行される脆弱性」(CVE-2020-1350)が公開されました。CVSSベーススコアが最高の10.0です。
2017年に感染が拡大したランサムウェア「WannaCry」は「Windows SMB のリモートでコードが実行される脆弱性」(CVE-2017-0143)を悪用しており,CVSSベーススコアが8.1です。
影響を受けるOSはWindows Serverだけのようですが,今回の脆弱性の方が深刻度は高いです。

対策が後手に回らぬようにWindows Serverを運用,管理している方は,すぐにセキュリティ更新プログラムかレジストリベースの回避策を適用してください。

CVSS(Common Vulnerability Scoring System:共通脆弱性評価システム)ベーススコアとは,脆弱性の深刻度を0~10.0の数値で表しています。

参考URL
https://msrc-blog.microsoft.com/2020/07/14/20200715-dnsvulnerability/
https://portal.msrc.microsoft.com/ja-JP/security-guidance/advisory/CVE-2020-1350
https://docs.microsoft.com/ja-jp/security-updates/securitybulletins/2017/ms17-010
https://nvd.nist.gov/vuln/detail/CVE-2017-0143
https://nvd.nist.gov/vuln/detail/CVE-2020-1350
https://www.ipa.go.jp/security/vuln/CVSSv3.html

 

八年ぶり世界一

2020年6月22日、日本製のスーパーコンピューター(以降スパコン)【富嶽】が処理速度で世界一の記事が新聞新聞紙面をにぎわせました。
日本製のスパコンが世界一を獲得するのは8年半ぶりとのことです。

サイエンスポータルの記事(https://scienceportal.jst.go.jp/news/newsflash_review/review/2020/06/20200626_01.html
によると早くも新型コロナの治療薬の研究に利用されているようで
京都大学が富嶽を利用し新薬候補となる物質を数十種類発見したというまた別の記事(https://www.nikkei.com/article/DGXMZO61137980T00C20A7EA5000/)もあります
身の回りすべてにおいて新型コロナのことを念頭に置くようになった昨今では、【富嶽】大いに期待したいところです。

 

テキストチャットのコミュニケーション

新型コロナウイルスの影響により,テレワークが普及し社内のコミュニケーションとしてWeb会議を活用されている方が着実に増えております。

その中で、Web会議と合わせてテキストチャットの利用も増えているのではないでしょうか。

今回、テキストチャットのコミュニケーション方法についてご紹介させて頂きます。

 

1.気持ちが含まれている文章を使う

テキストチャットでは文字で相手に伝えることになるので、どうしても「思い」が削がれてしまいます。

「はい」や「いいえ」など簡潔な文章だと本人はそのつもりはなくても相手は冷たい印象を持たれて、その後のコミュニケーションに影響が生じる場合も考えられます。

「ありがとう」や「分かりました」など気持ちが含まれた文章をチョイスする心がけも必要ではないでしょうか。

 

2.絵文字を使う

気持ちを込める手段として、絵文字や顔文字,スタンプを意識して使うこともコミュニケーション方法としては有効です。

ただし、目上の方には失礼にあたる部分もありますので、そこはご注意ください。

 

3.注意や指導は文字ではなく声を

注意や指導を文字だけでかつ長文で伝えると、気持ちが削がれたことにより相手は想定以上に強く受け止めてモチベーションが下がる場合があります。

この場合は文字ではなく、声でお伝えすることをおすすめします。

文字の場合は、気持ちが含まれた文章や絵文字などを活用しましょう。

 

シン・テレワークシステム

新型コロナウイルス感染症専門家会議からの提言により、新型コロナウイルスを想定した「新しい生活様式」の実践が求められています。

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、急速に広まった生活様式としてテレワークがあります。
テレワークを実現するために、Web会議システムやビジネスチャットツール、社内情報共有ツールを導入された企業も多いのではないでしょうか。

ただし、予算や時間の関係により、社内システムへのアクセスができず、テレワークへの切替が難しい企業もあると思います。

そういった状況を受け、IPA(独立行政法人情報処理推進機構)とNTT東日本が「シン・テレワークシステム」というリモートデスクトップ型のテレワークシステムを構築し、
実証実験を行っています。

「シン・テレワークシステム」の特徴は、以下となります。
・自宅パソコンから会社のパソコンへリモートデスクトップで接続し業務が可能
・無償でユーザー登録(申し込みや契約も含む)も不要
・HTTPSさえ通信可能であれば利用可能であるため、導入が簡単
・エンドツーエンドで暗号化されており、第三者による通信内容の傍受が困難
・リモートデスクトップ型のため、通信元のパソコンに高いスペックを必要としない

詳細は以下をご覧ください。
https://telework.cyber.ipa.go.jp/news/

 

認証機能や通信の暗号化、情報資産の共有や持ち出しに関する制限など、テレワークに必要な機能は一通り備えており、
無償で簡単に導入でき、セキュアな通信で社内の情報資産が活用できるため、非常に優れたシステムだと思います。

実証実験中であるため、2020年10月31日までの期間限定(継続を検討中)ではありますが、テレワーク導入を検討している企業や

いろいろな事情によりテレワーク対応ができていなかった企業は活用を検討してはいかがでしょうか。

 

SNSなどでの誹謗中傷はやめましょう!

SNS上で誹謗中傷を受けていたとされる有名人がお亡くなりになりました。

SNSなどで誹謗中傷を受けた場合、被害者はプロバイダ責任制限法に基づき、SNSの管理者に発信者の情報開示請求をすることができます。
これまでは個人情報保護との兼ね合いもあり、プロバイダへの情報開示請求は高い壁となっておりましたが、今回の事件があり情報開示請求の簡略化が検討されはじめました。

SNSだからといって誹謗中傷をしていると相手をとても傷つけることになり、その責任は自分に返ってきます。
社会的ルールを守り、正しくSNSを利用しましょう。